アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

アイルランドに一足早い夏到来?海水浴シーズン始まる

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

アイルランドはとにかく雨が降る日が多く、アイルランド人たちは雨大嫌い&太陽大好きな人が多いようです。

 

晴れたと思えば1分後に雨が降り始めるなんてことがよくあるので、晴れが長く続いている日にはBeautiful day!!と言ってみんなご機嫌です。

 

私は雨も好きなので、雨の日にMiserable day!!と憤慨しているアイルランド人への反応は少し困ります。

 

そんなアイルランドで、なんと終日晴れの日がここ2週間ほど続いています!

 

iPhoneアイルランドの天気を調べてこんなにたくさんの晴れマークを見るのは初めてです。(参考に先週のダブリンの天気予報の様子)

私が住んでいるところも同様の予報で、他の地域も調べたところ全国各地で基本晴れのようです。

 

一週間予報がずっと傘マークという状態がよくあるアイルランドで、これはまあまあ珍しいのではと思います。

 

日中の気温は軽く歩くと汗がでるか出ないかくらいでとても快適で、私からすると初夏。もしくはまだ肌寒い時もあるのでまだ春。

 

そんな感じですが、アイルランド人たちにはもうこれは真夏ということでみんな海に繰り出し始めます。

 

見にくいですが奥の方がメインの海水浴場になっており、家族連れでかなり賑わっています。

 

しかし気温も海水温も、まだ少し海水浴には早いだろうという感じで、温暖湿潤気候で育った私はじっとしていると震えてくるくらいでした。

人が多いエリアから離れてみると海藻がたくさん。

 

海藻が多いから人が少ないのか、人が少ないから海藻がよく育つのか、哲学的?なことを考えてしまいます。

潮が引くと大量の海藻が現れ、海藻に隠れている小さなカニなどを見つけることもできます。

手の先にいるカニが見えますでしょうか?うまく周りに溶け込んで隠れています。

 

これは夜9時に撮ったのですがまだ周囲は明るく、海面が宝石のようでとてもきれいでした。

アイルランドに来て良かったと感じるひとときです。

 

 

さて、海水浴とセットになるのが食べ物&お酒。世界共通の楽しみですね。

 

Waterfordカウンティーに属するDungarvanという町のフィッシュ&チップスのお店を紹介します。

通りすがりの小さな女の子が「こんなChipper(フィッシュ&チップスをはじめフライドポテト等を扱うお店をこう呼びます)来たことない!」と呟くくらい清潔でおしゃれです。

 

フィッシュ&チップスの魚は仕入れ状況により日替わりで、定番のCodやHakeやHaddock、Ling等タラ系の魚、エビなどが選べます。

こちらはCod。かなり大きくて大満足です。

 

 

最後に海水浴場から少し離れた穴場スポット的なところで撮った写真を載せておきます。

人が全くいないのでプライベートビーチの気分が味わえます。

 

こんな場所が容易に見つかるのはアイルランドの良いところではないでしょうか。

 

ちなみにアイルランドの通常運転、曇り空の海はこちら。

いかに天気が大事かがわかりますね。

 

太陽が好きになりかけていたところでの連日の晴れでまた日光にうんざりしてきてしまいましたが、いつまで続くかわからないので今のうちに日光浴を楽しんでおこうと思います。

 

2023年5月アイルランドから日本へ荷物を送る。国際物流改善か?

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

今月アイルランドから日本に荷物を送ったのですが、思ったより早く着いて驚いたのでそのことについて書きます。

 

荷物の出し方も少し紹介しますが、私はアイルランドの郵便局anpostしか利用したことがないので、anpostに限ったお話になります。

 

 

かかった費用

今回は1.1kgの小包、追跡なしで27ユーロでした。

 

ちなみに荷物の出し方は国際郵便であっても公式ホームページがかなりわかりやすく説明をしてくれています。

 

HPで宛先等を入力しその伝票を印刷して荷物に貼り付けて送る方法も一度試したのですがかなり簡単です。

 

以前、紙袋でラッピングをして一応そのまま出せる状態でカウンターに持っていったところ、「あれを使えば安いからあれ持ってきな!」と局内で切手の料金込みで売られているギフト封筒をおすすめされました。

 

プチプチ付きの大きな封筒タイプと箱タイプがあり、封筒タイプはアイルランド国内宛1kg未満なら一律料金6ユーロで送ることができます。(2023年5月現在)

 

今回もこれがお得だと思いこれを使ったのですが、プリペイドギフト封筒を使わないで送る場合と変わらない料金でした。

 

2020年の情報ですが、EU/UK外の配送も封筒タイプは1kg未満なら一律12.50ユーロ、箱タイプは2kg未満なら20ユーロで送ることができたようで、以前勧めてくれたのはこの料金体制だったからなのかと思います。

 

この料金体制がまだ続いているかわからないのですが、もし続いていたら箱タイプで送れば7ユーロもお得だったことになります。

 

1kgをちょっと超える荷物がある方はぜひカウンターで聞いてみることをおすすめします。

 

カウンターにて

カウンターで先にギフト封筒の料金6ユーロを支払い、広いところで宛名と差出人を封筒に書いて送るものを詰めて封をして再びカウンターへ。

 

カウンターのおばさんが「税関用の書類を書くよ」と言いながらA4の紙をよいしょと取り出します。

 

以前は小さな紙に自分で書かされたので、それよりは少しちゃんとした方法にアップデートされたようです。

 

内容品はどんなものか、Giftかそうでなければ何か、内容品の価格はいくらかを聞かれました。

 

送料は合計27ユーロで、ギフト封筒代6ユーロは先に支払っていたので差額の21ユーロ支払って終了です。

 

「知り合いが日本に行ってお土産にキットカットをもらった」と見せてくれたり小話タイムがありましたが(アイルランドあるあるですね)、カウンターでのやり取りにかかった時間は2分ほどだったと思います。

 

何日かかったか

月曜日の午後に差し出して、翌週の水曜日に到着しました!

 

土日挟んでなんと9日後に到着です。

 

早くないでしょうか?

 

HPには3〜5営業日で到着と書かれているので、遅いことには変わりありませんが、コロナ禍よりは数週間短縮された感覚です。

 

到着したものの・・・

一つ残念だった点は、日本の税関検査の対象となり開けられてしまっていたことです。

 

内容品はチョコレート、衣類、ロンドン土産の可愛い缶入りのお茶で「Chocolate, Clothes, Tea」と記載してもらいましたが、やはりTeaが怪しかったのでしょうか。

 

これに関しては日本の治安を守るために仕方ないですね。

 

しかしさすが日本、きれいに開けてきれいに閉じてくれました。

 

そしてもう一点残念だったのは、宛先と差出人などが印刷されたanpostのラベルが貼ってあったのですが、例えば名前のiがo、hがcなどと読まれて食べ物の名前になっていたり、TokyoがTokyaになっていたりとめちゃくちゃになっていたことです。

 

外国人の名前がわからないのは仕方がないですが、綴りを読もうという努力が感じられませんでした。

 

もし手書きの宛名の上からこのラベルが貼られたりしていたら怪しすぎてもう少し時間がかかっていたのではと思うので、次は自分でラベルを印刷する方法にしようかと考えています。

 

ただSNSでは国内宛郵便ですら「数ヶ月待っても届かない!」と憤っている方々もいるので、海を渡って遠い日本に無事に届いただけでよしとしましょう。

 

2023年5月ロンドン旅行記〜後編〜休日ダイヤに気をつけよう

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

pochi-ireland.hatenablog.com

 

ロンドン旅行記、今回で最後です。

 

ロンドンアイとビッグベン

バラ・マーケットでお腹が満足したので少し散歩することにします。

 

オフィス街など、観光名所がない場所は静かでロンドンの景観をゆっくり堪能できます。

 

小一時間歩くと大きな観覧車、ロンドンアイにたどり着きました。

ロンドンアイ

ロンドンアイとそのすぐそばの観光船乗り場には長蛇の列。

 

近くのチケット売り場の建物の地下にはお手洗いがありました。

 

このあたりのエリアにはマグネットやキーホルダーなどまさに観光客向けのロンドン土産を売っている売店がいくつも出ていました。

 

そして橋の向こうにはビッグ・ベンが見えてきました。

ビッグ・ベン

ビッグ・ベン

遠くから見ても綺麗、近づくと迫力抜群です。

やはりビッグ・ベンは実際に見ると感動しましたが、一目見たら十分で特にやることもないのでまたここから周辺を散策します。

 

かっこいい馬に乗った護衛

 

The mallという通りはチャールズ国王の戴冠式を一週間後に控えていたためか、それともこれが通常運転なのか車両通行止めで警備員がたくさんいました。

 

休日ダイヤに気づかずあわや大惨事に

街にとにかく人が多く空席を見つけるのが大変でしたが、なんとか空いているパブやカフェで休憩したところで、そろそろロンドンを離れます。

 

まずはリバプールストリート駅へ地下鉄で向かいます。

 

日本の地下鉄と違い、駅間にあまり電灯がなくやや暗さと圧迫感を感じました。

ロンドンの地下鉄車内

また駅構内にストリートシンガーがいて、地下なのでかなり音が響いて少しうるさかったです。

 

リバプールストリート駅には各電車の発車時刻が表示されている大きな電光掲示板があったのですが、そこで重大なミスに気がつきます。

 

月曜だったのでMonday〜Fridayの時刻表を事前に調べていたのですが、予定していた時刻の電車がありません。

 

祝日だったので休日ダイヤで運行されていたのです。

 

「この月曜日は祝日だから人が多いぞ」という意識はあったのですが、電車の時刻を調べるときに祝日の意識がすっかり抜け、MondayだからMondayの表を見ようと短絡的に考えてしまいました。

 

今回は幸い予定していた電車の15分ほど後に実際の電車が来たので、良い感じの時間に空港に向かうことができました。

 

みなさんもぜひお気をつけください。

 

無事電車に乗り、市内を離れると穏やかでとても綺麗な景色が広がります。

ロンドン郊外

行きの道中でも思いましたが、やはり郊外はアイルランドに似ていて緑の大地が美しいです。

Stansted空港駅に到着しました。例によって自動改札がないので、駅の出口には行列ができていました。

スタンステッドエクスプレスのプラットフォーム

時間に余裕をもって来て良かったです。

 

空港の保安検査場はかなり大きく、人が多かったものの割とスムーズに進めました。

 

ショッピングや食事の選択肢も多く楽しいターミナルでした。

スタンステッド空港の免税店

 

おしゃれな洋風のカフェのメニューになぜかラーメンを見つけたので試しに注文してみます。

スタンステッド空港で食べた”ラーメン”

スプーンのみがデフォルトのようで、わざわざ店員さんを呼び止めてフォークを頼みました。

 

おそらくスパゲッティだろうなという麺と、味のないスープ、ベトナムフォー風の具材。

 

ラーメンとは呼べませんが、軽いヘルシーなものが食べたかったのでこの時の気分には合っていました。

 

ライアンエアー ボーイング737-800

 

寝ているうちにあっという間に到着です。飛行時間は1時間ちょっとだったと思います。

 

ロンドンの空港では無かった入国審査ですが、こちらに帰って来たら一応ありました。

 

ただ他に同時間に到着する旅客機もなかったようで流れはスムーズで、パスポートと在留カードを見せて一瞬で通過できました。

 

夜11時近くのコーク空港はとても静かでしたが、一店舗だけカフェが営業していて、パンなど軽食はないもののコーヒーやチョコレート等は調達することができました。

 

まとめ

イギリスはアイルランドより当然発展しているかなと思っていましたが、良く言えば古いものがまだまだ残る、歴史を感じられる場所でした。

 

ヨーロッパらしい美しい建造物が楽しめ、満足の旅となりました。

 

物価はやはり観光地価格なのか日本円に換算するとかなり高いですが、現在物価絶賛高騰中のアイルランドと比較するとそれほど変わりはないかなという感じでした。

 

現金は£20ほど持っていきましたが、結局使う機会はなく、終始Revolutで乗り切りました。

 

現金の方がありがたい、というお店もありましたが、現金お断りの店はたまに見かけたので、やはりこの時代カードは欠かせませんね。

 

次は他のイギリスの都市にも行ってみたいと思いました。

2023年5月ロンドン旅行記〜中編〜ロンドンの地下鉄には気をつけて

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

今日はこちらの続きです。

pochi-ireland.hatenablog.com

 

 

目次

 

地下鉄はオイスターカードまたはタッチ決済カード・スマホを使おう

 

夕食を終え8時ごろ、ホテルへ移動することにします。

 

夜はあまり地下鉄を利用したくなかったのですが、まだやや明るかったのとバスより早く着きそうだったので試しに利用してみることに。

 

切符の自動販売機で行き先の駅を検索して片道の料金をみると、なんと£6.7。

 

そんなに遠くないはずですがこんなものかと思い切符を購入しました。

 

ちなみにクレジットカード利用可能でした。

 

そして改札に向かうと、なんとみんな携帯をかざしています。

 

もしや、バスと同じでタッチ決済で改札口で払えるシステムではないかとようやく気がつきます。

 

係の人に聞くと、やはり切符を買うと割高だそう。

 

事前のリサーチ不足でした。勉強代だと自分を納得させます。

 

一度乗り換えがありましたが、東京の地下鉄のようにプラットフォームの表示が「oo方面」ではなく「北回り/南回り」と表記されているためルートがわかりやすくて、初めてでも迷わずに乗り換えできました。

 

また数分おきに電車が来るので便利でした。

 

乗った電車が混んでいて、かつ捕まるところがない状況で急停車して危ない目に遭ったので、日本の地下鉄感覚で乗らず気を張って挑んだ方がよさそうです。

 

 

今回宿泊したのはシチズンMタワーオブロンドンというホテル。

 

地下鉄タワーヒル駅の目の前で、新しく綺麗な見た目です。

 

一応スタッフはいますが、チェックインカウンターは機械でセルフサービスです。

シチズンM チェックインカウンター

自分でルームキーを作るのは楽しかったです。

 

客室は、人の行動が管理される未来系SF映画という感じ(伝わるでしょうか?)の味気ない部屋で、モダンな雰囲気が好きな方にはオススメです。

シチズンM 客室

ベッド横のiPadで空調や照明などの調整ができて便利です。

シチズンM 客室

シチズンM 客室

照明の色もiPadで操り可能。こんな怪しげな部屋にもできちゃいます。

 

周りは静かで良く休めました。

 

再びのバラ・マーケット

 

朝食は高かったので外でとることにし早めにチェックアウトします。

 

祝日ということで近隣の個人経営のカフェは閉まっていました。

 

10時からバラ・マーケットが開くのでホテルから歩いて向かいました。

 

早めに行ったのが良かったのか、なんと全然人がいません!

バラ・マーケット

 

昨日はスーツケースを持って歩くのは難しそうでしたが、今日は小さいスーツケースを持っていても問題なく歩けました。

バラ・マーケット

また色々なところで試食を配っていたり、お店の人に商品のこだわりをゆっくり聞けたりとても満足です。

 

バラ・マーケット

イタリアの方がやっている、ワインなどのお酒を使ったチーズ屋さん。

 

スモークサーモンベーグル

スモークサーモンを使ったベーグルサンド。シンプルでとても美味しかったです。ホットスモーク/コールドスモークが選べます。一つ£6でした。

バラ・マーケット

大鍋でパエリアを作っています。

パエリア

ムール貝、大きなエビなど海鮮と鶏肉がたっぷり入って£10。こちらもとても美味しかったです。

 

バラ・マーケット

喉が渇いていてきた時にワイン屋さんでスパークリングワインを使った飲み物を見かけてこちらも購入。ワイン感はあまりなかったですが桃の味が美味しかったです。

 

バラ・マーケット

ヨーロッパらしい(?)ラベンダーのスタンド。

 

いくら時間とお金があっても足りない素敵な市場でした。

 

長くなったので今日はここで終えます。

2023年5月ロンドン旅行記〜前編〜アイルランドからのイギリス入国は簡単

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

先週末一泊二日でロンドンに行ってきたのでその旅の記録です。初めてのイギリスで色々発見がありました。

 

水際対策が終了してすぐのゴールデンウィークで、日本人旅行客で溢れていると予想していましたが、こちらも月曜祝日の三連休ということもあり、日本人だけでなく各地からの観光客で溢れていました。

 

目次

 

小さいながらも素晴らしいコーク空港

日曜の朝、コーク空港からロンドンスタンステッド空港に向かいました。

 

空港から徒歩数分の赤い色が目印のlong term駐車場を利用しました。

 

事前予約が安いようだったのでオンラインで予約をしていました。

 

入場時も決済に使ったカードをかざすとすぐにゲートが開いて便利でした。

 

AセクションとBセクションに分かれており、Aがターミナルに近いだろうと考えA寄りの建物に向かったところ、それは古く使われていない建物で、遠回りとなってしまいました。

 

現在のターミナルはAからもBからも同じくらいの距離なので駐車スポットはあまり気にせず空いているところに停めるべきでした。

 

小さなトンネルをくぐってターミナルに向かいます。

 

初めてコーク空港を使ったのですが、保安検査場の雰囲気はダブリンと全く違い、穏やかなアイルランド人職員が多く和気あいあいとしていました。

 

スムーズに保安検査を通過し、ゲートを確認して搭乗時刻を待ちます。

 

免税店も小さくまとまっていて良いです。コークらしいものも売っています。

コーク空港の免税店

 

ダブリンもひどいものですがこちらもあまり食事の選択肢はありません。

 

ライアンエアーで後方から数列前の座席を予約したのですが、後ろからも乗り込める機体だったので一番後ろを取っても良かったなと思いました。

ボーイング737-800

上空から撮影したアイルランド

上空から撮影したイギリス

 

入国には審査なし

ロンドン市内から北に少し離れたスタンステッド空港に到着すると、入国審査はなく歩いているともう手荷物受取所に出てきました。

スタンステッド空港の手荷物受取所


パスポートを見せたのは搭乗時だけで、こんなに簡単で良いのかと拍子抜けでした。

 

市内への交通手段は電車(スタンステッドエクスプレスという特急電車)を予約していました。

 

空港でもチケットは売っていますがオンライン予約がお得なようです。

 

電車は1路線しか通っていないので、かなり見つけやすいです。

スタンステッド空港から電車の乗り場へ向かう通路

自動改札はなく、係員がQRチケットをスキャンしてくれます。

 

お菓子と飲み物の自動販売機を見つけましたが、案の定品揃えはアイルランドのものとほぼ変わりない様子でした。

イギリスの自動販売

着陸してものの数分で外に出られたので、予定していたより早く乗車することができました。

 

ちなみに、ライアンエアーで持ち込み手荷物10kgつき&座席指定で予約したのですが、そうするとオンラインチェックインが60日前から可能で、チェックイン時にバスをかなりお得な値段(2人分往復で€15ほど)で予約することができます

 

バスは電車よりも時間がかかるそうですが、時間に余裕があればこちらでも良さそうです。

 

終点のLiverpool street駅に到着しました。

リバプールストリート駅

 

日曜のバラ・マーケットは大混雑

 

市内を散策しながら、バラ・マーケットに向かいます。

 

到着するとここは渋谷かと思うほどの人出。

バラ・マーケット

 

お昼時ということもあり、どの店舗にも行列ができていました。

バラ・マーケット

きのこリゾット

ソフトシェルクラブバーガー

大鍋で豪快に作るきのこリゾットは£8.5。玄米のような食感のお米、イタリアンパセリをふんだんに使っています。ソフトシェルクラブバーガーは£11でした。どちらも美味しかったです。

 

次にバスでキングスクロス駅へ向かいます。

 

バスターミナルに行きましたが、前日から大きなルート変更があったようで、運転手さんやガイドのような人に聞いても、あっちに聞いてくれとひたすらたらい回しに遭いました。

 

アイルランド人だったらもう少し協力的になってくれるかな💧と感じるところでしたが、これもまた良い発見でした。

 

ちなみにバスはオイスターカード(パスモやスイカのようなもの)を持っていなくても、タッチ決済のカードや携帯でオイスターカードと同じ料金で乗れます

 

 

1時間待ちのキングスクロス駅9と4分の3番線

 

なんとかキングスクロス駅に着くと、これまたすごい人です。

 

ハリーポッターファンの聖地、9 3/4番線前には行列が。

9 3/4番線

駅の構内に並びきれず、最後尾は駅の外にありました。

 

やはり我が国日本のハリーポッター愛はすごく、あちこちから日本語が聞こえてきました。

 

グループやペアで撮った後に個人で撮ったりと、順番が来たらみんな好き放題時間をたっぷり使っています。

 

1時間弱並びようやく私の番がきました。

9と4分の3番線

 

好きな寮のマフラーを選ぶと、スタッフの方が首にいい感じに巻いてくれます。

 

ポーズは自ら希望を伝えている人もいましたが、ほとんどの人がスタッフの指示に素直に従います。

 

カメラ係の方が撮ってくれますが、もちろん自分の携帯でも撮影可能です。

 

撮影が終わると、隣のグッズショップに誘導され、そこで撮ってもらった写真を見ることができます。

 

さすがいい感じに撮ってくれていたので、紙フレーム入りの写真を£10で購入しました。

 

夜は中華街に行きましたが、これまたとんでもない人出です。

ロンドンのチャイナタウン

なんとか空いているところを見つけ夕食をとりました。

 

薄々感づいていましたが、イギリスで出てくる食事はアイルランドよりも量が少なめな気がします。

 

意外とロンドンでも外食相場はアイルランドと同じくらいだなと思っていましたが、そういうことなのでしょう。

 

アイルランドでは食べきれない事態がよく発生して心が痛むので、食料廃棄が出にくいのはいいなと思いました。

 

では今日はここまで。

ヨーロッパ製品で足裏イボを自力治癒

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

*2023年4月にアップした記事を2025年3月に更新しました*

 

今回はアイルランドと関係ない話になりますが、購入品の紹介ということで記事を書こうと思います。

 

ご自身やお知り合いがイボに悩んでいる方はぜひ読んでください。

 

 

 

尿素クリームを試す

 

昔、足裏の魚の目をサリチル酸パッチでいい加減に治療し、芯は取れたもののずっと何かごろっとした感じがある状態が何年も続いていました。

 

ある日皮膚科に行ったらイボですねとのこと。。

 

お医者さんからは、毎週一回液体窒素を当てに通院が必要なこと、イボが形成された期間と同じくらい治療期間を要することを告げられました。

 

7mm程の大きさで硬い床を歩くとたまに気になるくらいで支障はなかったのですが、最近気が向いたので日本からイボコロリ絆創膏を持ってきて自力治療に取り組み始めました。

 

皮膚を柔らかくして小さいハサミなどで削るプロセス、何度やっても真ん中の黒い点々(毛細血管らしいですね)の部分がとれません。

 

諦めかけた頃、尿素クリームが効いたケースがあるとネットで見て、効いたらラッキーくらいの気持ちで試してみることにしました。

 

尿素クリームは英語でUrea creamということを調べさっそく薬局へ。

 

保湿コーナーに尿素10%クリームがありましたが、生ぬるいと思い足裏ケアコーナーを覗くと、かかとのひび割れケア用に尿素20%以上配合の商品が色々ありました。

 

ちなみにイボは英語でWartと言うそうで、Wart向けに凍らせてウイルスを駆逐するような商品も充実していました。

 

尿素クリーム

尿素クリーム


スウェーデン製の尿素25%配合クリームを9.95ユーロ(1500円弱)で購入しました。

 

みずみずしいさらっとしたクリームで、あまり患部にとどまらないので少々効果が出るか不安を抱えつつ、毎朝着替える前と毎晩寝る前に小さなパール粒大を塗り込み、靴下を履いて過ごしました。

 

かかとのひび割れには3日で目に見える効果が出ると本体に書いてしまうくらい自信満々のようですが、尿素クリームでのイボ治療には数ヶ月かかるとネットで見ていたので、根気よく続けようと思っていました。

 

しかし使用開始して9日目の朝、さっそく変化を感じました。

 

あー今日もイボ部分は硬いなと思いながらいつものようにクリームを塗ったのですが、中心の点々の部分が白っぽくふやけているようだったので爪で削ってみるとポロっと取れました。

 

ただ、中心部の角質が積み上がっていただけでどうせまだ芯はあるだろうと疑っていました。

 

その夜、火山口のようになった中心周りの部分をお風呂でふやかして削ってみると、なんとかつてないほどに皮膚が平たくなりました。

 

ややまだ硬さはあるものの、これは治るのでは?と初めて希望が見え始めました。

 

皮膚科では特に効く軟膏はないと言われたのですが、これはもっと知らしめられていいのではないかと思います。

 

ピリピリしたりと副作用もあるようなので、お試しの際はご自身でよくお調べになることをおすすめします。

 

田舎のゆったりとした生活の中で久しぶりに心躍る出来事でした🎵

 

****

ここまでが2023年4月に書いていた記事です。

 

尿素クリームを信じ続けて早2年、ついに足裏イボと別れを告げる時が来ました。

 

やはりドクターショール

 

やっぱりなかなか治らないので、数ヶ月後の2023年7月にちゃんとしたイボ治療薬を購入することにしました。

 

アマゾンUKの口コミが良かったこちらを近所の薬局で発見。

ヨーロッパの市販イボ治療薬

日本ではドクターショールでおなじみのショール(Scholl)の製品です。

 

1週間で目に見える効果とこちらも自信満々のパッケージ。

 

裏にはやや衝撃の患部画像も載っています。

 

14.65ユーロでした(少し高いな〜と思っていましたが後に効果を考えるとこれが激安であったと気づきます)。

 

このように本当にペンのようで、ボールペンのようにカチッと押すと液体がそろりと出てきます。

10-15分乾かすように書いてあるのでそれに従いました。まあまあ患部にとどまってくれ、乾かす間足裏を下に向けても大丈夫です。

 

1日2回塗るのを4日間続け、4日間おくというサイクルを4回まで繰り返していいそうです。

 

激痛との口コミもあり、初めはおそるおそる使用していましたが、今まで何十回かやってみて1,2回しみるような短時間の痛みがあっただけで全く違和感もありませんでした。

 

また角質で覆われていたら患部をお湯でふやかしてからfile(やすり)でけずるように説明が書いてあります。

 

私は角質が厚くなってきたら足湯をし、やすりがなかったので顔用ハサミの刃で大胆にけずり、気が向いたら塗る作業を繰り返しました。

 

効果があったかわからないのですが(またはこれが決定打となったか...!)足湯にはアイルランドで人気のSeaweed bath(海藻湯)を取り入れました。

シーウィードバス(海藻湯)

 

シーウィードバス(海藻湯)

ネットに乾燥させた海藻が入っていて、本来はネットごと浴槽に入れて使うのですがもったいないので少しずつ取り出して直にたらいに入れて使っています。

 

数週間していつものように足湯をしてから表面の角質を取ろうとしたら、なんと根っこからぽろり!(汚いので写真は撮っていません)

 

しかしまだ黒い点々が見える状態です。

 

これでもダメかと諦めかけながら、その後はたまに思い出しては数日塗って数ヶ月放置、なんていい加減にやってきました。

 

そして使用開始から約8ヶ月後の2024年3月、3度目の根っこからぽろりでついに黒い点々が消え去りました!

 

今までごそっと患部が取れてもなんだか芯があり、踏むと痛いなという感じだったのですが、もうその感覚はありません。

 

やはり足のことはドクターショールに任せましょう。

 

化学医学はさっぱりですが、有効成分はTCA(トリクロロ酢酸)というものらしく、調べてみると美容ピーリングに使われるんですね。しかもTCA-Active(商標登録)なのでただのTCAじゃなくすごいものなのかもしれません。

 

そして日本の市販イボ薬はサリチル酸でトリクロロ酢酸のものがないんですね。

 

強すぎてNGなのでしょうか。

 

海外の薬は強いとよく言われますが(痛み止めなんかわかりやすいですが、有効成分配合量がとにかく多い)不安に思いつつもやはり頼りになりますね。

 

まあ、たまたま私に効果があっただけかもしれませんので、あくまで参考ということでお願いします。

 

日本のイボコロリで全く効果がなく皮膚科でも治療に数年かかると言われたイボがこのスピードで取り除けて、個人的には本当に満足しています。

 

アイルランド長期滞在におすすめのもの〜食品編〜

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

アイルランド長期留学・滞在前のみなさん、日本の食料品をたくさんスーツケースに詰めようとして、全てが入らずに選別に困っていませんか?

 

今日はアイルランドで手に入りにくいと思う食品と、アイルランドにもあるので持っていかなくても大丈夫だと思う食品を紹介します。

 

都市部のチャイニーズスーパーや地方の店の状況を総合的に見た結果をもとに紹介していますが、地域によってスーパーの品揃えは異なるのであくまで参考にしてください。

 

また私はほとんど毎日自炊するのでおすすめリストには調味料などが多めです。

 

料理があまり好きではない方は、こんなのいらないと思うかもしれませんが、私自身もともと料理は好きではなく、アイルランドでおいしい外食の選択肢が少ない&高いために仕方なく自炊をしています。

 

もしかしたらあなたもアイルランドでの生活を始めたら、もっと調味料を持って来ればよかったと思うかもしれません。

 

前置きが長くなりましたが本編も長くなります。どうぞお付き合いください!

 

持っていくべきもの・個人的に必ず日本から持っていくもの

「持っていくべき」としましたが、好みがあるのでこの中で好きなもの・よく使うものがあった場合のみ持っていくのをお勧めします。

※出現頻度が高いのでチャイニーズスーパーをCSと略します。

鶏ガラスープの素 CSにありますがやたら大きいのと、なんだか様子が違うので日本で買って持っていっています。

 

きなこ どこを探しても見つかりません。売っているところをご存知の方がいたら教えて欲しいです。

 

お茶漬けの素、ふりかけ ご飯のお供に。

 

ラー油 CSや通常のスーパーにChilli oilはありますが何かが違います。

 

山椒 CSにあると思いきやあまり見かけません。使用頻度低めですが、一瓶持っていけば食生活が豊かになります。

 

梅干し CSでも売っていないことが多いです。ただ涼しい気候のせいか不思議と食べたくなることはあまりありません。

 

麦茶その他お茶類 麦茶は同じく気候のせいか飲みたくなることがないのですが、好きな人は持っていきましょう。

 

抹茶パウダー オーガニック食品店でも手に入りますが、とにかく高いです。かさばらないので持っていきます。

 

できれば持っていきたいもの

以下に挙げるものは、だいたいCSで手に入りますが総じて高価にも関わらず美味しくないので、いつも日本から少量ずつ持って大事に使っています。

また使用頻度が高いものは上のリストよりも優先して持って行った方がいいかもしれません。

みりん

ごま油

料理酒

だし

かつおぶし

日本のカレールー

日本のお菓子 ポッキーやキットカットなどは人気なのかよく見かけますが、おせんべいはあまり見かけません。かさばりますが、おせんべい好きは必ず持っていきましょう。

 

さらに以下はCSだけでなく普通のスーパーやゴリゴリのアイリッシュなオーガニック食品店でも売っていますが、例によって割高だったり味に当たり外れがあるのでお気に入りのものを少し持っていきましょう。

お米

インスタント味噌汁

インスタントヌードル

ごま

片栗粉

乾燥わかめ

 

持っていかなくても大丈夫なもの

アイルランドで簡単に手に入りますが、先に述べたように高価&美味しくない場合があるので、お気に入りのものがあれば持っていくとよいでしょう。

 

しょうゆ これはどこのスーパーにも必ず置いてあります。値段もそんなに悪くないので、瓶が壊れるリスクと重さを考えると特に持っていく必要はないでしょう。

 

うどん、そば TescoやSuperValu, Dunnesにあり、味もそんなに悪くありません。

 

のり なんとTesco, Dunnes等主要なスーパーのほとんどで見かけます。寿司キットなんかも売っているので寿司作りには不便しません。

 

照り焼きのタレ Teriyaki Sauceとしてとても人気です。

M&Sで見つけた照り焼きのタレ。おいしいらしいです。

番外編 〜生鮮・冷蔵食品について〜

以下に挙げるものは、CSではだいたい売っています。

白菜 Tescoでも売っています。

Tescoの白菜としいたけ。値下げ品が手に入ることも。

 

チンゲン菜、ネギ、ニラ だいたいどこのスーパーにもあります。ただしねぎは小ねぎしかありません。

大根 インドでも食べられているらしく地元の八百屋さんでたまに見かけます。Mooliと呼ばれています。

地元の八百屋さんで見かけた大根。すが入っていてあまり美味しくなかった

 

しいたけ TescoやDunnesで売っていますが高いです。乾燥しいたけはチャイニーズスーパーやハラールショップで見かけます。

えのき、しめじ、えりんぎ 大きいCSやロシア系食品店で見かけましたが特にえのきは食あたりのイメージがあり怖いので試していません。(しっかり加熱すれば大丈夫なようですね)

ダブリンの中国食品店にて。色々なきのこがある

ごぼう、山芋 ダブリンのCSで見かけました。

納豆 冷凍されて売っています。

アイルランドで購入した納豆とインスタント味噌汁

 

枝豆 同じく冷凍されて売られています。

みそ TescoやSuperValu, Dunnesでも売っています。

豆腐 ヴィーガン人口の多さからほとんどのスーパーで売っています。ただ美味しくないです。日本の豆腐はチャイニーズスーパーやオーガニック食品店で売っています。

キムチなど韓国の食品 CSではパウチタイプや缶入りなど色々なタイプのキムチや、コチュジャン、トッポギなども売っています。

 

 

いかがでしたでしょうか。日本人が少ないとはいえ、意外とアイルランドで手に入るものは多いですね。

 

しかし昨年あたり納豆や乾燥わかめがしばらく品切れになっていた時期があり、物流状況によっても品揃えは変化するのでお気に入りの食材は詰め込めるだけ詰め込んでおきたいところです。

 

雑貨編も近々アップできたらいいなと思います。