アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

【留学中】エッセイ課題の突破方法

こんにちは、アイルランドの大学院を卒業したポチです☀️

 

現在留学中のみなさん、エッセイ課題が多すぎて絶望していませんか?

 

巷にはエッセイの書き方の素晴らしい手引きがたくさんありますが、この記事はメンタル面のアドバイスが多めです。

 

「もう限界がきている」「単位が取れるギリギリのラインでいいからとにかく書き終えて楽になりたい」という人にぜひ読んでいただきたいです。

 

ろくにライティングなんてやってこなかった人生。一応法学部卒ですがレポートを書いた記憶がありません。(大学の教授、すみません!レポートの課題はちゃんとありました。)

 

こんな私でも問題なく卒業できました。

 

今日は試行錯誤の末に編み出した私なりの英語エッセイへの立ち向かい方をいくつか紹介するので、あなたに合った方法を見つけてみてください。

 

目次

 

 

マインドセット

 

筆が進まず困っている人にまず最初に伝えたいのは、あなたは大丈夫。必ず終わる日が来る

 

私も何度も絶望の淵に立たされ、コロナ禍で寮に一人閉じこもらなくてはいけなかったこともあり、大学院を出て何になる?なんて愚痴を言いながら本当に投げ出してしまおうかと何度も思いました。

 

そんな時は私もよくやっていたのですが「大学院 つらい」で検索して心を落ち着けましょう。

 

それから貴重な時間を使って推薦状を書いてくれた方や、応援して送り出してくれた家族や友人に思いを馳せて自分を奮い立たせましょう。

 

気持ちが整ったところで、まず「みんな初心者」ということを再確認します。

 

現地の生徒もどうしたらいいかわからないと悩んでいましたし、ベラベラと喋るインド人だって、ライティングはめちゃくちゃだったりします。

 

実際私よりスピーキングが遙かにできる人よりもエッセイ課題で高い評価をもらうことができました。

 

日本で義務教育を終えている以上、あなたには人並み以上の文章力があります。自信を持ちましょう。

 

正攻法 〜まだ時間の猶予があり、長期目線でライティング力をつけたい人向け〜

 

準備:多読

まず日頃からとにかく量を読む。

 

子供の時、作文で賞とってた子ってみんな読書好きではなかったですか?

 

人が書いた質の高いレポートを読んで、使えそうなフレーズはメモしておきます。

 

手順1:アウトラインを作る

全体の分量に応じて、200とか300ワードのパラグラフを作って、それぞれどんなことを書こうか考えます。

 

慣れないうちは1パラグラフ100ワードも書けないという事態がよく発生したので、50〜60などさらに細かく分けていました。

 

また書き始めてみてアウトライン通りにいかないときも焦らないで大丈夫。どこかで増やせます。

 

手順2:とにかく短い文をたくさん作る

自分の頭に浮かんだ言葉をとにかく書いてみる。そして後から繋げる。

 

I thinkとかは避けなければならないですが、まずはI thinkでもいいから文を書いてみる。

 

アカデミックな感じにするのはそれからでいいんです。あとは It is worthwhile とか it is なんちゃらという文字稼ぎの手法もほどほどに使っていきましょう。

 

これでだんだん筆が進んでくるはずです。

 

変化球 〜期日の影がやや近づいてきた人向け〜

 

毎日無心でコツコツ積み重ねる。

 

具体的には、必要な単語数を書き上げたい日数で割って、それが100ワードなら毎日100ワードずつ書く。それ以上は書かない。

 

これは私には結構合っていました。ただ1日500ワードとかに設定すると多すぎて達成できずに積み上がってしまったので、自分でこれなら行けるという単語数でいきましょう。

 

それから期日が近づき焦ってきた時に注意したいのは形式をきちんと整えること。

 

引用欄を大学が採用している方式(ハーバード方式など)に従いミスなく整えれば、ぱっと見いい感じになります。

 

教授も大忙しできちんと中身を精読していない可能性も捨て切れません。ぱっと見でまず教授に良い印象を与えるのは大事だと思います。

 

邪道 〜時間がない、とにかく書き上げなければという人向け〜

 

追い詰められた時は日本語で書いて翻訳する。本当に仕方ない時はDeepLに力を借りましょう。

 

せっかく英語力が伸びるチャンスにこれをするのはもったいないのであまりおすすめはできません。

 

ただ期日を守らなければどんなに素晴らしい文章を書いても評価は0です。

 

このフェーズに至らないようがんばりましょう。

 

とはいえ日本語に自信があって、英語力は後からなんとかするから結果を出したいという方は逆にこの方法を使ったほうが論理的・筋が通った文章が書けるので良いのかもしれません。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

最後に一つ。文章を書いているうちにこんな幼稚なこと書くべきじゃないかなと思ったことはありませんか?

 

海の向こうの人たちの考えていることは私たちの想像の斜め上をいっていることもしばしばで、「その着眼点は新しい!」なんて言ってくれたりします。(外国ではメンタルの安定が最重要なので皮肉かもと思っても言葉のまま受け取りましょう)

 

逆に完璧に書けたと思ってもダメ出しをくらうこともあります。教授だって人それぞれ色んなタイプがいますから、やたら厳しい人だったんだなと思って気にしなくていいです。

 

卒業する頃には自分でも驚くほど文章が書きやすくなっているはずです。がんばってください。