アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

【ヨーロッパ旅行者必見】容器返却でお得に飲料購入

こんにちは。アイルランドの田舎町で暮らしているポチです☀️

 

海外旅行の際、現地での街歩き中にコンビニなどで飲み物を買うことありますよね。

 

国によっては容器を返却するとお金が返ってくることをご存知でしたか?

 

Deposit return schemeデポジットリターンスキーム)というもので、特に欧米諸国で続々と始まっている制度です。

 

EUの取り決めか何かでアイルランドでも2024年2月についにスタートしました。

 

飲料購入時にデポジットとしていくらか飲料そのものの料金に上乗せで支払い、空き容器を返却すればそのデポジットが返ってくるというもの。

 

お隣イギリスでも2025年に始まると言われていますので、ヨーロッパに旅行の際、飲み物を買ったらぜひ容器かレシートをチェックしてみてください。

 

返却しないと損!

 

2023年中からなにやら各地のスーパーに大ががりな機械が次々と設置されていて、2024年2月にスタートとの記載が。

 

「これから飲み物の容器を返却するとお金がもらえるんだ!」とわくわくしていました。

 

実際は上でも述べたように、”返却するとお金がもらえる”のではなく、”返却しないと損する”という性質のもの。

 

飲料購入時にデポジットとして余計にお金を取られることになったのです。

 

こちらはペットボトルの水を買った時のレシート。

デポジットの記載があります。

 

容器にはこのRと矢印を合体させたマークがついています。

デポジットリターンスキーム

実際に返却してみよう

 

返却の仕方はとても簡単です。

 

スーパーに行ってこの機械を探します。

デポジットリターンスキーム アイルランド

大体入り口付近にデカデカと居座っており簡単に見つかります。

 

対象はペットボトルかアルミまたはスチール缶の150ml-3Lサイズに限られます。

 

ガラス瓶や紙パック、牛乳パックなど乳製品の容器は現在対象ではありません。

 

また何缶も束になっているまとめ買いパックのものも対象外です。

 

デポジット額は150-500mlの小さい容器は15セント(現在日本円で24円くらい)、それ以上は25セント(同じく40円くらい)です。

 

緑のチェックマークでMachine ready for useと表示されていたら、特にスタートボタンなどもなくそのまま入れていきます。

 

入れるときは底の方から。スイスイ吸い込まれていきます。

 

入れたものが表示されます。

 

下の黄色い丸の周りが動いて時間が経過していく様子です。

 

時間切れになったらどうなるかわからないのですが(「続けますか?」などとメッセージが出るのか...出るといいですが)あらかじめスムーズに手持ちの容器を返せるように準備しておくと良さそうです。

 

黄色い丸のPrint receipt(プリントレシート)を押して終了です。

レシートが印刷されます。

 

このクーポンレシートをレジで提示したら、会計からその分を引いてくれました。

 

ちなみに容器を返却するお店は、買ったところでなくてもアイルランド国内どこでも大丈夫です。

私も今回LiDLのプライベートブランドの水のボトルをTescoで返却しました。

 

クーポンレシートにもお店の名前が買いてありますが、このクーポンを他の店で使えるのかは現在調査中です。

 

 

制度が始まって2ヶ月、道端に落ちている容器を拾ってお金を稼ぐ猛者まで現れているようです。

 

少額ですが、ちりも積もればですのでこれからも出先で飲み物を買ったら忘れずに返却していきたいと思います。