アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

ヨーロッパ製品で足裏イボを自力治癒

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

*2023年4月にアップした記事を2025年3月に更新しました*

 

今回はアイルランドと関係ない話になりますが、購入品の紹介ということで記事を書こうと思います。

 

ご自身やお知り合いがイボに悩んでいる方はぜひ読んでください。

 

 

 

尿素クリームを試す

 

昔、足裏の魚の目をサリチル酸パッチでいい加減に治療し、芯は取れたもののずっと何かごろっとした感じがある状態が何年も続いていました。

 

ある日皮膚科に行ったらイボですねとのこと。。

 

お医者さんからは、毎週一回液体窒素を当てに通院が必要なこと、イボが形成された期間と同じくらい治療期間を要することを告げられました。

 

7mm程の大きさで硬い床を歩くとたまに気になるくらいで支障はなかったのですが、最近気が向いたので日本からイボコロリ絆創膏を持ってきて自力治療に取り組み始めました。

 

皮膚を柔らかくして小さいハサミなどで削るプロセス、何度やっても真ん中の黒い点々(毛細血管らしいですね)の部分がとれません。

 

諦めかけた頃、尿素クリームが効いたケースがあるとネットで見て、効いたらラッキーくらいの気持ちで試してみることにしました。

 

尿素クリームは英語でUrea creamということを調べさっそく薬局へ。

 

保湿コーナーに尿素10%クリームがありましたが、生ぬるいと思い足裏ケアコーナーを覗くと、かかとのひび割れケア用に尿素20%以上配合の商品が色々ありました。

 

ちなみにイボは英語でWartと言うそうで、Wart向けに凍らせてウイルスを駆逐するような商品も充実していました。

 

尿素クリーム

尿素クリーム


スウェーデン製の尿素25%配合クリームを9.95ユーロ(1500円弱)で購入しました。

 

みずみずしいさらっとしたクリームで、あまり患部にとどまらないので少々効果が出るか不安を抱えつつ、毎朝着替える前と毎晩寝る前に小さなパール粒大を塗り込み、靴下を履いて過ごしました。

 

かかとのひび割れには3日で目に見える効果が出ると本体に書いてしまうくらい自信満々のようですが、尿素クリームでのイボ治療には数ヶ月かかるとネットで見ていたので、根気よく続けようと思っていました。

 

しかし使用開始して9日目の朝、さっそく変化を感じました。

 

あー今日もイボ部分は硬いなと思いながらいつものようにクリームを塗ったのですが、中心の点々の部分が白っぽくふやけているようだったので爪で削ってみるとポロっと取れました。

 

ただ、中心部の角質が積み上がっていただけでどうせまだ芯はあるだろうと疑っていました。

 

その夜、火山口のようになった中心周りの部分をお風呂でふやかして削ってみると、なんとかつてないほどに皮膚が平たくなりました。

 

ややまだ硬さはあるものの、これは治るのでは?と初めて希望が見え始めました。

 

皮膚科では特に効く軟膏はないと言われたのですが、これはもっと知らしめられていいのではないかと思います。

 

ピリピリしたりと副作用もあるようなので、お試しの際はご自身でよくお調べになることをおすすめします。

 

田舎のゆったりとした生活の中で久しぶりに心躍る出来事でした🎵

 

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ここまでが2023年4月に書いていた記事です。

 

尿素クリームを信じ続けて早2年、ついに足裏イボと別れを告げる時が来ました。

 

やはりドクターショール

 

やっぱりなかなか治らないので、数ヶ月後の2023年7月にちゃんとしたイボ治療薬を購入することにしました。

 

アマゾンUKの口コミが良かったこちらを近所の薬局で発見。

ヨーロッパの市販イボ治療薬

日本ではドクターショールでおなじみのショール(Scholl)の製品です。

 

1週間で目に見える効果とこちらも自信満々のパッケージ。

 

裏にはやや衝撃の患部画像も載っています。

 

14.65ユーロでした(少し高いな〜と思っていましたが後に効果を考えるとこれが激安であったと気づきます)。

 

このように本当にペンのようで、ボールペンのようにカチッと押すと液体がそろりと出てきます。

10-15分乾かすように書いてあるのでそれに従いました。まあまあ患部にとどまってくれ、乾かす間足裏を下に向けても大丈夫です。

 

1日2回塗るのを4日間続け、4日間おくというサイクルを4回まで繰り返していいそうです。

 

激痛との口コミもあり、初めはおそるおそる使用していましたが、今まで何十回かやってみて1,2回しみるような短時間の痛みがあっただけで全く違和感もありませんでした。

 

また角質で覆われていたら患部をお湯でふやかしてからfile(やすり)でけずるように説明が書いてあります。

 

私は角質が厚くなってきたら足湯をし、やすりがなかったので顔用ハサミの刃で大胆にけずり、気が向いたら塗る作業を繰り返しました。

 

効果があったかわからないのですが(またはこれが決定打となったか...!)足湯にはアイルランドで人気のSeaweed bath(海藻湯)を取り入れました。

シーウィードバス(海藻湯)

 

シーウィードバス(海藻湯)

ネットに乾燥させた海藻が入っていて、本来はネットごと浴槽に入れて使うのですがもったいないので少しずつ取り出して直にたらいに入れて使っています。

 

数週間していつものように足湯をしてから表面の角質を取ろうとしたら、なんと根っこからぽろり!(汚いので写真は撮っていません)

 

しかしまだ黒い点々が見える状態です。

 

これでもダメかと諦めかけながら、その後はたまに思い出しては数日塗って数ヶ月放置、なんていい加減にやってきました。

 

そして使用開始から約8ヶ月後の2024年3月、3度目の根っこからぽろりでついに黒い点々が消え去りました!

 

今までごそっと患部が取れてもなんだか芯があり、踏むと痛いなという感じだったのですが、もうその感覚はありません。

 

やはり足のことはドクターショールに任せましょう。

 

化学医学はさっぱりですが、有効成分はTCA(トリクロロ酢酸)というものらしく、調べてみると美容ピーリングに使われるんですね。しかもTCA-Active(商標登録)なのでただのTCAじゃなくすごいものなのかもしれません。

 

そして日本の市販イボ薬はサリチル酸でトリクロロ酢酸のものがないんですね。

 

強すぎてNGなのでしょうか。

 

海外の薬は強いとよく言われますが(痛み止めなんかわかりやすいですが、有効成分配合量がとにかく多い)不安に思いつつもやはり頼りになりますね。

 

まあ、たまたま私に効果があっただけかもしれませんので、あくまで参考ということでお願いします。

 

日本のイボコロリで全く効果がなく皮膚科でも治療に数年かかると言われたイボがこのスピードで取り除けて、個人的には本当に満足しています。