こんにちは。アイルランドの大学院で経営学を学んでいるポチです☀️
今日のテーマは大学院留学について。
私がアイルランドの大学院に出願してから、合格するまでの流れを紹介したいと思います。
実際に進学して色々な人の話を聞いて思うのは、一口に大学院留学と言っても、大学により・コースにより、出願プロセスが異なるということです。
特にアイルランド大学院の留学情報はとっても少ないので、こんなケースもあるのかという参考にしていただければと思います。
また特に、大学院留学に興味があるけど自信がないという方の後押しになれば嬉しいです。
👩🎓 目次 👨🎓
なぜ海外の大学院に?
まず、昔から漠然となんらかの形で英語圏に住んでみたいという思いがありました。
ワーキングホリデーも視野に入れ、留学というものを長いことぼんやりと考えていました。
そんなある時働いていた会社でビジネスのとある分野に興味をもち、その勉強を通じて英語力も伸ばせたら一石二鳥ではないか!と思い大学院留学を志しました。
また、今まで苦労した経験や何か頑張ったぞというものがなく、何か成し遂げて自分に自信を持ちたいという思いも同時にあったため、"海外で修士取得"という目標は自分にぴったりの試練ではないか?と思ったのです。
ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょう...。そうですお恥ずかしい限りですが大学院とはなんぞというのを十分理解しないまま留学しています。
私のコースはTaught programmeといって、研究よりも講義中心のコースとはいえ、やはりそれなりに「文献を読み込み研究する」ということが求められます。
博士号をお持ちの方からすると何が研究じゃという感じでしょうが、学士課程よりは当たり前ですが1ステップ上なんだなと日々実感します。
秋学期の苦悩と乗り越え方、大学院留学してよかったことなど色々あるのでそれはまた後日。
とにかく大学院留学を迷われている方には、こんな私でもなんとかやってます!ということをお伝えしたいです。
なぜアイルランド?🇮🇪
アメリカやオーストラリアなどでは修士過程修了に通常1年半〜2年かかるのに対し、
イギリスやアイルランドの大学のほとんどは1年で修了できるプログラムを提供しています。
・家が好きな私は1年以上日本を離れることに抵抗があった
・年齢の関係で卒業後日本で就職することに備え少しでも早く修了したかった
この2つの理由でまずイギリスかアイルランドが良いと思い始めました。
・日本人が少なくて英語漬けになれる
・イギリスより物価が安い
・ヨーロッパにしては治安が良い
などの情報を見つけ、心惹かれていきました。実際この情報は正しかったと感じます。
また田舎暮らしに憧れもあったため、自然豊かなイメージも決め手になりました。
いつから準備を始めた?
大学院留学に向け行動を始めたのは2019年の1月ごろ。渡航から遡ると1年半ちょっと前です。
国は絞っていたのでイギリス留学専門でアイルランド留学も少し取り扱っているというエージェントの無料セミナーに参加しました。
イギリス大学院に特化したセミナーで、院の数は120校ある(2019年時点)だとか、大学は大きく4つの区分に分けられる(Ancient University, Old University...)とか、そんな説明から始まりました。
それから学期(セメスター)の開始/終了時期、卒論の時期、卒業決定の時期などの説明がありました。
スケジュールに関してはアイルランドとだいたい同じ感じです。
また学費や、ビザ申請時に証明が必要な生活費なども、詳しく教えてくれました。
この辺りは最新の情報があるといいので、行ける方は無料説明会に行ってみることをおすすめします。
学校・コース絞り!
セミナーに参加して士気を高めたところで、主に「studyportals」というサイトでどんな大学があるか調査を始めました。
ここの段階で、色々なコースが存在することを発見し、興味のあるビジネスを選ぶか、学士課程で学んだ分野を続けるか、考えにややブレが生じました。
結局は今大学院でやっていることを学ぶ方が、後のキャリア像がイメージしやすかったので、今のコースに決めました。
3月、留学エージェントが主催する参加無料の留学フェアがありました。
主にイギリス、そしてアイルランドからは2校、その他の国から数校、大学の職員が日本にやってきて個別相談ができるというものでした。
特にロンドンの大学はかなりの人気で長蛇の列でした。
アイルランドの大学や、イギリスの田舎の大学はちらほら話を聞きに行く人がいる程度でした。
私はアイルランドの2校と、待ち時間のない大学のところに話を聞きに行きました。拙い英語でもみなさん優しく対応してくれました。
大学の成績が重要と聞いていたので、大学で事前に取り寄せた英文成績表を持参して、出願基準を満たしているか尋ねました。
私は出身大学がGPA制度を取り入れる前に卒業したので数値化するのは少々面倒なのですが、各校担当者は丁寧にチェックしてくれました。
あと質問したのは週何時間くらい授業があるのか、例年何人くらい日本人がいるか、学生寮はどのような感じか、といったことです。
パンフレットやiPadで大学やその周りの写真をたくさんみせてくれた学校もありました。
イギリスにも魅力的な学校がたくさんありかなり悩みましたが、結局貯金がそんなになかったので、アイルランドの大学に出願することをほぼ決定しました。
長くなってきましたので、2/2 に続きます!次回は書類の準備・具体的な出願について。