アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

Confirmation Dayとは?

アイルランドの雑貨屋さんではたくさんの種類のグリーティングカードを見かけます。

 

クリスマス前はものすごい種類でした。

 

ただのメリークリスマス!ではなく、おじいちゃんへ、おばあちゃんへ、お父さんへ、お母さんへ、姉妹へ、兄弟へ、いとこへ、友達へなど...それぞれ宛てる人ごとに違ったデザインのカードがありました。

 

年末まではクリスマスカードが売られていましたが、

 

次第に誕生日カードだけになっていき、

 

気がつくとバレンタインカードが登場していました。

 

そしてその横に見慣れない"Confirmation Day"と書かれたカード...

 

白っぽい、ウェディングカードのような綺麗なデザインが20種類以上。

 

洗礼かな?と思いましたがちょっと違うようで、「堅信」というみたいです。

 

キリスト教の中でもカトリックなど特定の宗派における重要儀式のようです。

 

近年、特に若い人の間では宗教離れが進んでいると何人かのアイルランド人から聞きましたが、まだまだ身近な存在ですね。

 

 

 

 

 

コスタコーヒーでテイクアウト

こんにちは。アイルランドの大学院に留学中のポチです☀️

 

今日は、コスタコーヒー(Costa Coffee)に初めて立ち寄りました。

 

イギリス発祥で、世界2位の規模のコーヒーチェーンみたいです。

 

海外経験の浅い私は、リムリックに来て初めて存在を知りました💡

 

街中やショッピングセンターでかなりの頻度で見かけます。日本でいうとドトールくらいの多さでしょうか。

 

カップが可愛いです。

 

f:id:pochi_ie:20210112050900j:plain

コスタコーヒー

お昼時でしたが、ショッピングセンター内のほとんどのお店がレベル5規制により休業しているためか、お客さんは誰もいませんでした。

 

ちなみに現在の規制ではテイクアウトのみの営業です。

 

日本でも初めてのお店に行くのは緊張するタイプな上、こちらでまだ外食慣れしておらずドキドキしていたので自分のペースで注文できてよかったです。

 

袋入りのハムチーズサンドをショーケースからとってレジへ行き、カプチーノSを注文しました。

 

あわせて7.85ユーロ、ざっくり1000円弱です。

 

お姉さんがカプチーノを作りながらチョコレートをかけるか聞いてくれました。

 

トッピングはこちらから頼むものだと思っていて、向こうから聞かれると思っていなかったので驚きました。

 

それからレジのお兄さんがサンドイッチをカットして焼いてくれました。

 

暇すぎるせいか、通常運転なのかわかりませんが、2名の店員さんたちはややだるそうに見えました。

 

マスクとパーテーションのせい(にしておきます。)で「砂糖いるかい?」が聞き取れず2回聞き直してしまいましたが、イライラは表さず応対してくれました。

 

ダンボール風のサンドイッチの入れ物が個人的には新鮮でした。

f:id:pochi_ie:20210112053830j:plain

 

f:id:pochi_ie:20210112053728j:plain

ハムチーズサンド

何の変哲も無いサンドイッチですが見た目以上にボリュームがあり、満足です。

 

f:id:pochi_ie:20210112053926j:plain

 

よくある"Contents may be hot"ではなく

"Contents may cause happiness"

 

ほっこり和みました。

 

 

 

 

自己隔離は英語で?アイルランドでの自己隔離期間のこと

こんにちは。アイルランドの大学院に留学中のポチです☘️

 

2020年9月半ばにアイルランドに来てから、2週間の自己隔離期間がありました。

 

今日はその時のことを振り返ります。

 

2019年12月にオファーを受け取ってまもなくコロナの感染拡大が始まり、その後ずっと留学ができるのか全くわからない状況でした。

 

7月の初め、ついに9月終わりに授業開始することが決定し、✉️「このままの状況ならオンライン・対面を組み合せて授業を行うので、開始日の14日前にはアイルランドに来て、自己隔離をしてください。」という旨のメールが来ました。

 

自己隔離は英語でself-isolationと言います。

 

学生寮に入寮予定の人は無償でチェックイン日を前倒しできるとのことでした。

 

隔離中の食事プランも用意されていましたが1日25ユーロ(3,000円超え)とやや高額で、仕方なくスーパーのオンライン注文を利用して自炊することにしました。

 

寮に到着後すぐに注文できるのか不安で、インスタント麺なども用意して臨みましたが、

 

到着した時には既に寮のスタッフから無料の配給がありました。

f:id:pochi_ie:20210117013811j:plain

f:id:pochi_ie:20210117013840j:plain

 

4人部屋ですが特に牛乳とパンの凄まじい量・・・

 

パンは消費しきれずにカビが生えてしまいました。

 

アイルランドの9月は涼しいものの、湿度がやや高くカビが生えやすいです。冷凍すべきでした。

 

ありがたいことにたくさんの食料をいただきましたが当然2週間これでは足りません。

 

スーパーの配達料は時間帯にもよりますが6〜8ユーロほどで安くはありません。

 

ルームメイトと一緒に注文して配達料を浮かせ、2週間の食事を乗り切りました。

 

 

ちなみに運動のための近隣への外出は認められていたので、よく散歩をしていました。

 

学校の敷地は130ヘクタール超えの広さなので、飽きることもなかったです。

 

また、大学はこの期間に朝から晩までZoomやMicrosoftTeamsを使ってオリエンテーションをしてくれたので、意外と忙しい日々でした。

 

具体的には滞在許可申請の方法や、学生サポート、クラブ活動の情報などの説明があり、フィットネスクラス、クッキングクラスもありました。

 

またこの期間は、毎日大学に健康状態を報告していました。

 

オンラインでアンケートに答えるだけでしたが熱や咳の有無などだけではなく、名前・日本の住所・寮の住所・コースなど毎日同じ項目を入力させられて、やや面倒でした。

 

 

時差ボケにより、夕方に眠くなって寝て4時や5時に目が覚める生活が続きましたが、授業開始までに生活リズムを整えるための良い期間だったと思います。

 

 

ダブリン空港での両替失敗談。両替機とATMを間違えないで!

こんにちは。アイルランドの大学院留学中のポチです☀️

 

アイルランドに初上陸した際、空港でクレジットカードのキャッシングで現地通貨を手に入れようとしたら、割高なレートで請求されてしまったときのことを紹介します😓

 

アイルランド渡航

アイルランドEU加盟国で、通貨はユーロを使っています。

 

一般にヨーロッパで日本円をユーロに替えようとすると、日本より割高と言われています。

※2021年9月にアイルランドの銀行で両替レートを見るとかなりお得なレートだったので、この点は個人的に疑問です。

 

到着後すぐに14日間の自主隔離期間に入ることもあり、現地でATMをすぐに見つけられるか不安だったので、渡航前、事前に大黒屋で両替をしようとしたところ、

 

👨‍💼「今コロナで外国人観光客がいなくてユーロないんです」

 

2020年9月のことで、感染拡大から半年以上経っていましたから仕方ないですね。

 

結局、空港でキャッシングをすることにしました。

 

ダブリン空港にて

長時間の移動と慌てた乗り継ぎで心身共にヘトヘトになりながらも、入国審査をスムーズに突破し一安心。

 

預け手荷物を受け取った後、大学へ向かうバスに乗る前に現金を手に入れようと、一番最初に目についたATMらしき機械に直行しました。

 

クレジットカードを差し込み、サクサク進めていきます。

 

現地通貨建てか日本円建てか選ぶ時は、現地通貨建て!ということだけは頭にありました。

 

結局どっち建てかを選ぶことなく適当に進めていくとユーロが出てきてしまいました。

 

レシートを見ると1 EUR=134.6274 JPY

 

やってしまいました。

 

当時の仲値は大体1 EUR=125 JPY前後でしたから、かなり損をしてしまいました。

 

日本のカードだからと勝手に円建てで請求されてしまったのですね。

 

銀行ATMでなく両替機を使ってしまったことがまず原因で、また、レートが表示された時に確認してキャンセルすべきでした。

 

見慣れた 1 EUR= xxx JPY ではなく 1 JPY= 0.00xx EUR で表示されており、確認を怠ってしまいました。

 

かなり落ち込みましたが、疲れている時に何かを判断しないほうがいいという良い経験になりました📝

 

結論:現金は焦って手に入れる必要ない

アイルランドでは都市でなくてもカード払いが普及しているので、現金が必要になることはあまりありません。

 

現金が必要なのはスーパーのカートや、駐車場の支払い、寮のコインランドリーくらいな気がします。

 

というわけで、アイルランド渡航の際は焦らずお得にユーロを手に入れる方法を探すことをおすすめします!

90ボールビンゴとは?アイルランドでオンラインビンゴ大会に参加

こんにちは。アイルランドの大学院に留学中のポチです☀️

 

現在大学はクリスマス休暇中なのですが、母国に帰ることができない寂しい留学生のため、大学は様々なバーチャルイベントを用意してくれています。

 

昨夜はオンラインビデオ会議Zoomを使ったビンゴ大会がありました。

 

メールでビンゴシートを受け取ると、

 

f:id:pochi_ie:20210107205214p:plain

90ボールビンゴ ビンゴシート

3×9が6つ...?

 

正方形のビンゴシートを期待していたので、困惑しました。

 

なんでこんなに数字があるんだ!とルームメイトと騒いでいると

 

陽気なアイリッシュの司会でビンゴ大会が始まりました。

 

希望者はカメラをオンにするスタイルで、司会者は積極的に参加者とコミュニケーションをとってくれ、イベントのワクワク感がありました。

 

ビンゴのルールに関しては、しっくりこないまま始めましたがやっているうちにすぐ理解できました。

 

いつものビンゴと同様に発表された数字をチェックしていき、

 

まず第1ラウンドは横の列15列のうちどれか1列早く揃えることが目標。

 

そして第2ラウンドは3×9の6つのブロックどれか1つを早く埋めることが目標。全て埋める事ことは"Full house" や "Full block"と呼んでいました。

 

みんなビンゴシートを印刷するか、紙に書き写して参加していました。

 

まだまだアナログから完全に離れることはできませんね。

 

途中、曲当てクイズやミニダンス大会(多くのインド人はノリノリでした)などもあり、終始楽しいイベントでした。

 

終了後に "long bingo" "bingo many" "縦長ビンゴ" "多いビンゴ"などと頑張って検索しましたが、

 

90ボールビンゴ(90-ball bingo)というものなのですね。知りませんでした。

 

昨日発表されたアイルランドの1日の感染者数は約7800人という衝撃的な数字で、厳しい状況が続きますが、

 

気分は明るく、留学先でもおうち時間を楽しんでいます🏠

 

 

 

 

 

コロナ禍のフライト2020秋 東京ーダブリン④ 到着&アイルランド入国審査

成田からアムステルダムへの13時間近いフライトののち、スキポール空港を疾走し、なんとか20分間で乗り継ぎを成功させました。pochi-ireland.hatenablog.com

 

そしてアムステルダムから約2時間かけようやくアイルランドに到着です。

f:id:pochi_ie:20210106033045j:plain

ダブリン空港

滑走路の横には牛がいました。

 

飛行機を降り、入国審査場へ向かうと、長蛇の列が!

 

しかしよく見るとEU在住者の列でした。

 

Non-EU→ のサインの方には一人も並んでいません。

 

アイルランドの入国審査に関しては、ネットでざっと調べたところ、比較的厳しくないようですがもちろん止められるケースもあるようでした。

 

通常、アイルランドへの学業目的の長期滞在の場合、入国審査時にはパスポートに加えて学校からのオファーレター、学費支払い済み証明、資金証明などが必要とされるようです。

 

私の場合、銀行の残高証明書を出発までに手に入れられなかったので、仕方なくオンラインバンキングのスクリーンショットをプリントアウトして持参しました。

 

また、大学がBorder Control Letterという書類を用意してくれました。

そこには「この生徒はいつからいつまで滞在し、オンラインとface-to-faceを組み合わせた授業を週に何時間受ける予定です」といったことが書かれていました。

 

出発前、大学からは入国時のこと、自己隔離期間のこと、健康状態の確認など長文メールが毎日のように届いており、無事に入国できるか心配で仕方ありませんでした。

 

今思うと、大学にとってもこのパンデミックは初めての事態で、学生の入国がスムーズにいくか心配していたのだと思います。

 

 

結果、私の入国審査はパスポートと大学からのレター、COVID-19 Passenger Locator Formを見せただけで

 

👨🏼‍✈️「はい、どうぞー」

 

また初めての海外長期滞在で、何を聞かれるんだろうと恐怖に震えていましたが、

 

結局私が発した言葉は滞在目的の「Study」ぐらいでした。

 

偶然スムーズにいっただけかもしれません。

 

また、これは2020年9月に渡航した際のことですので、

これからアイルランド渡航される際はこの情報を信用せず、念の為きちんと書類と質問への回答を準備して挑むことをおすすめします!

 

 

 

Bank of Irelandへ怪しい引き落としの問い合わせ

こんにちは。アイルランドの大学院に留学中のポチです☘️

 

先日、街中のレンタル自転車Coca-Cola Zero® Bikesを利用しました。

pochi-ireland.hatenablog.com

 

 

数日後に、利用登録時に預けた150ユーロのデポジットの払い戻しの通知メールが届いたのですが・・・

 

銀行口座をチェックしてみると、デポジットの引き落としと別に、謎の1ユーロの引き落としを発見

 

まずはCoca-Cola Zero® Bikesに問い合わせ。

 

Webサイトのオンラインフォームで、この1ユーロはなんでしょう?と尋ねると、2〜3分でメールで回答が来ました。

 

🚲「問い合わせありがとう!でもわかりません。銀行に問い合わせしてみてください。」

 

少額な上、「今日の取引&手続き中の取引」の中にあったので、急ぐ必要はなかったのですが、ケチな私はBank of Irelandへ問い合わせをすることに。

 

オンラインバンキングのマイページに問い合わせフォームがありましたが、

「このフォームは不明な取引の問い合わせには使用しないで、Call us!」との記載が。

 

Ways to Contact Us - Contact Information for Bank of Ireland

 

日本語でも電話の問い合わせはあまり好きではないですが、挑戦してみることに。

 

ありがたいフリーダイヤルでした。

 

👨🏼‍💼「Bank of Irelandです。 要件はなんでしょう?」

 

まさにアイリッシュといったホワ〜ンとした感じの喋り方の若めの男性が出てくれました。

 

口座情報と不明な取引の詳細を伝えると

 

👨🏼‍💼「あ〜君自転車借りたんだね。この会社ね、これが通常だよ。ちょっと過去の履歴見てみるよ。......カタカタ......うんやっぱりそうそう。数日後に払い戻されるから心配しないで〜」

 

どうやら信用照会などと呼ばれる、クレジットカードやデビットカードが本当に使えるものか確かめる仮請求のようでした。

 

これで一安心です。

 

何より、Bank of Irelandのコールセンターの方は私のつたない説明と聞き返しにも丁寧に対応してくれ、気分の良い日になりました。