アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

アイルランド伝統のズボラ飯、クリスプサンドイッチ

こんにちは、アイルランドの大学に留学中のポチです☀️

 

今日は課題で忙しい学生におすすめ、簡単でおいしいアイルランドの伝統料理・・・

 

ポテトチップスサンドイッチを紹介します🥔

 

アイルランドではイギリス同様、ポテトチップスはCrispと呼ばれています。

 

材料はこちら。グルメなアイリッシュにこちらのブランドを指定されました。

Brennans(パン)2枚

Kerry Gold(バター)少々

TAYTO (ポテトチップス) 小袋

 

Crisp Sandwichと調べると大袈裟な作り方動画なんかも出てきますが、ご想像の通り、パンにバターを塗る・ポテチをのせる・もう1枚のパンで挟む、の簡単3ステップです。

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パンのふわふわ感とポテトチップスのサクサク感を同時に味わうのは変な感じでしたが、味は美味しかったです。

 

ルームメイトによるとインドにも同様の文化があるようで、卵や玉ねぎなどとポテチを挟むそうです。それも美味しそうですよね。

 

 

ちなみにこちらではスーパーに行くととんでもない種類のパンを見かけます。

このようなソーダブレッドもたくさんあります。15cm×10cmほどの大きさの12枚入りで0.59ユーロという怖いくらいの安さでした。

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ソーダブレッドで作ったサンドイッチ

 

スーパーの中で焼いている(解凍している?)風なオリジナルブランドもいくつか試しましたが、結局このBrenannsがもちもちで一番美味しいです。

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Brennans

こちら8枚切くらいの薄さが20枚ほど入っており、1.58ユーロでした。

ハーフサイズも売っています。

 

食パンは基本的にか、薄切りで売られていますが、カットされていないものもあるので厚切りが食べたい場合は自分で切ります。

 

ほとんどのスーパーのパン売り場には、このようなセルフサービスのパン切り機械も設置されています。

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パンカッター

 

またポテトチップスに関してですが、こちらで普通のうすしお味を見つけることは困難です。

 

今回は玉ねぎ&チーズを使いましたがこれが一番人気だそうです。

 

塩味を探すと必ず酢が登場してSalt & Vinegarになってしまいます。これも美味しいといえば美味しいのですが、なぜ塩のみがないのか、アイルランドで一番理解できない文化かもしれません。

 

とにかく、ポテトチップスサンドを試したことがない方はコンソメ味などでぜひ試してみてはいかがでしょうか?

雪の旧正月。中国人直伝の手作り餃子でお祝い

こんにちは、アイルランドの大学院に留学中のポチです☀️

 

2月11日、旧正月イブ(日本の大晦日にあたる)ということで、ルームメイトの中国人は朝からウキウキしていました。

 

中国では1月1日よりも旧正月の方が盛り上がるようです。

 

旧正月は中国の他にベトナム、タイ、マレーシアなどでも祝うそうです。平日でみんな授業があるのにも関わらず、こぞってインスタグラムなどに豪華な料理の写真をアップしていました。

 

なんとなく私も周りに釣られてウキウキしていたところ、お祭りムードを盛り上げるかのように雪が降ってきました!

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かなり大粒の雪が数時間降りましたが、昼ごろには弱まり、結局一時的にうっすらと地面が白くなっただけで、午後にはすっかり溶けてしまいました。

 

とにかくアイルランドでは雪があまり降らないので、ちょっとした騒ぎになりました。

 

私もなんだかすっかりお正月気分になり(1月1日は全くそんな気分にならなかったのですが・・)勉強を放り出してルームメイトの料理を手伝うことにしました。

 

日本の大晦日はまったり過ごして夜に年越しそばを食べるくらいですが、中国の新年祝いは前日からご馳走を作って、さっそく「新年快乐!(シンニィェンクァイラー/あけましておめでとう)」と挨拶をするみたいです。

 

お昼から餃子をたくさん作りました!

旧正月には餃子を食べるのが一般的らしいです。

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ルームメイトが前日から仕込んだ餃子のタネです。牛と豚が苦手なインド人ルームメイトも食べられるよう、ラムを使いました。

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皮もルームメイトが朝仕込んで寝かせておいてくれました。

細長く伸ばしてカットしたあと、手のひらで軽くつぶして平らにし・・

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 麺棒で伸ばします。とても器用に素早く伸ばしていてびっくりしました!さすが本場!

ちなみに中国でも日本同様、普段は既製品の皮を買うことが多く、皮から作るのは特別な時だけだそうです。

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包むのは私の役目です。

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地域ごとに違った包み方があるらしく、色々な包み方を教わりました。

 

ヘルシーな茹で餃子です。あっさりしていていくらでも食べられます。ラムの餃子は初めて食べましたが、スパイスのおかげか全く臭みはなくとても美味しかったです。

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旧正月は、数年前に初めて存在を認識したくらい馴染みのないイベントでしたが、便乗して楽しめて良かったです。

ニュートリシャスイーストの食べ方

こんにちは、アイルランドの大学院に留学中のポチです☀️

 

私は菜食主義ではないのですが野菜が大好きで、野菜を使った料理をよく作ります。

 

ここアイルランドは野菜が安いので買い物が楽しいです。

 

海外のビーガンの人たちの料理動画をYouTubeでよく見るのですが、そこでよく登場するニュートリシャスイーストというものが気になっていました。

 

日本ではおそらく健康食品店ぐらいでしか手に入らないので、アイルランドに来て間もない頃普通のスーパーで見つけ、感動して衝動買いしました。

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ニュートリシャスイース

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ニュートリシャスイース

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ニュートリシャスイース

かぼちゃフレークの色がない版という感じの見た目です。

 

ビーガン・ベジタリアングルテンフリーなど「○○フリー」コーナーが充実しているスーパーでは常に在庫があり、そうでないスーパーでもたまに売っています。

 

4.39ユーロで購入しました。日本のAmazonをチェックすると1000円くらいするようなのでやはりこちらは格段に安いですね。

 

使い方ですが、チーズの風味が欲しいリゾットやパスタに加えます。一人分大さじ1杯くらいが目安だそうです。 

 

肉や乳製品、卵を食べないビーガンの人たちにとって重要な栄養源のようです。

 

しかしよく考えたら私は普通にチーズが大好きで、肉なども普通に食べるので、いつも使うのを忘れてしまいます😥

 

なんとか消費しようとして試行錯誤したところ、意外とありだったのは、

ヨーグルトにかけて醤油を垂らす食べ方です!

 

罪悪感のないおやつになりました。

 

開封後お早めにとも書いておらず、賞味期限は2023年なのですが、開封したのが10月ですし、結構場所を取るのでそろそろ食べ切りたいと思っています。

 

おすすめの食べ方があればコメントで教えてください!

 

アイリッシュの大好物ブラックプディングを食す

こんにちは、アイルランドの大学院に留学中のポチです☀️

 

納豆が恋しいとアイルランド人に話したらそこからゲテモノ話になり、これはどうだと紹介されたブラックプディング

 

プディングと聞いて、最初は甘いプリンかと思いましたがイギリスなどヨーロッパ各地で食べられている、豚の血を使ったソーセージなんですね...!

 

伝統料理アイリッシュブレックファストの中にも登場します。

 

スーパーに行ったら5〜6種類ものブランドがありました。色々添加されたスーパーのプライベートブランドのものだと1本1ユーロなんていうのもありました。

 

ちなみにググってみると、とぐろを巻いたおぞましい画像が出てきますが、スーパーに売っているのは太めの短いものばかりでした。

 

私はアイルランドの旗がついた、ちゃんとしてそうなものを買ってきました。

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直径4.5cmくらい、長さは20cm弱で、2.95ユーロ。ビニールできっちり包まれているものの、手に取ったらちょっとベタっとしました。

 

少し潔癖気味な私ですがこういうことにはだいぶ慣れてきました🙂

 

調理法としては、1cmくらいに切って両面3-4分焼けばいいとのことでしたが不安なのでものすごく長く焼きました。

白いつぶつぶはオートミールです。

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生の状態も黒いと思いましたが、焼いてみるとさらに黒いです。

 

サイドディッシュはややアイリッシュブレックファストを意識しました。本物はベーコン×ソーセージ×ブラックプディングのトリプルコンボらしいので食べられる気がしません。

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味は血と言われれば血のような、でも気持ち悪くはなく、またそれほど塩辛くもなく、なかなか美味でした。食感はボロボロして崩れやすく、ソーセージの概念が崩れました。

 

夕食でしたが、4切れはちょっと多すぎました。この量で半本未満です。

 

ちなみにアジア風のアレンジになりますが、中途半端に余ったブラックプディングは細かく刻んでネギと卵と炒めてチャーハンにしたところ、とても美味しかったです!

【留学の醍醐味】中国人ルームメイトに教わった本物の中華料理!

こんにちは。アイルランドの大学院に留学中のポチです☀️


ロックダウンでレストランはテイクアウトのみ・他人宅の訪問禁止の中、ルームメイトと料理を作ることは大きな楽しみの一つです🥘

 

ルームメイトとは授業時間やお腹が空く時間が違うので、だいたい個々で料理をしますが、たまに気が向いた時に一緒に料理をしています。

 

今日は、中国人ルームメイトに「ブログに載せて!」と言われた彼女の得意料理:餡餅シャービン)を紹介しようと思います。

 

英語ではChinese meat pieと呼ぶ、平たい餃子のような料理。

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餡餅(シャービン)

 

〜材料〜 8個分

寮にはかりがないのでいつもいい加減です🥣

  • 小麦粉・・・100gくらい?
  • 水・・・・・粉がまとまるくらい
  • つなぎと調味料が入った、たこ焼き大くらいの牛肉(生ミートボール)・・6個
  • にんじん・・1/2本 すりおろす
  • ねぎ・・・・細いもの1本 小口切り
  • 花椒などのスパイス

 

最重要ポイントは、生地を1時間以上寝かせることだそうで、粉がそぼろ状になるくらい水を加え混ぜたら、ひとまとめにしてしばらく待ちます。

 

ミートボールも潰して、スパイスとねぎを加え混ぜてしばらく置いておきます。

 

すりおろしたにんじんは、水が出るので包む直前にタネに加えます。

 

餃子より大きめの丸い皮を作って包んでいきます。

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すでに美味しそうです。

 

さらに麺棒で1cm弱の薄さに伸ばします。

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油を引いて中〜強火で焼いていきます。

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焦げそうになったら火を弱めます。薄いので結構早く火が通ります。蓋もいりません。 

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中身にしっかり味があるので醤油は不要、お好みでお酢をかけていただきます。

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ドイツ系スーパーLidlの独自ブランドっぽい小麦ビールが1.47ユーロと安かったので一緒に。あっさりで飲みやすかったです。

 

また、生地が余った場合は砂糖を水で溶いて包んで同様に焼きます。韓国のホットクに近いような感じです。

 

 

日本には色々な国のレストランがあり、自分はまあまあ世界の料理に詳しいと思っていましたが、まだまだ知らない料理がたくさんあると日々感じます!

アイルランド大学院留学について🇮🇪 2/2 推薦状の用意から出願まで

前記事のつづきで、アイルランドの大学院への留学を決意してから、合格をもらうまでの記録です。

 

 

前記事はこちら。

pochi-ireland.hatenablog.com 

春〜夏:書類の準備

志望校・志望コースを決めたら、書類の準備に入っていきます。

 

早い段階で準備をしておくべきなのは

  • CV (履歴書)
  • 志望動機書
  • Reference (推薦状)      です。

 

上二つは自分で進められることなので、出願時期から遡って半年ちょっと前から始めました。

 

CVは留学エージェントがテンプレートを提供してくれたのでそれを元に書き、当時英会話を習っていた先生に添削してもらいました。

 

Referenceに関しては、下記一通ずつ合計二通必要なことが多いです。

  • Academic (大学の教授など)
  • Professional (職場の上司など)

ただこの要件は大学やコースにより異なってきますし、またHPに記載された要件を満たしていなくても柔軟に対応してくれることもあるようなので、不安な点があれば大学にメールを送ってみるといいと思います。

 

私は7-8月初め頃、前から相談していた職場の上司に推薦状の正式なお願いをし、また大学時代のゼミの教授にコンタクトを取りました。

 

特に教授とは5年ほど連絡を取っておらず、なんて無礼なんだと後ろめたい気持ちでメールを送りましたが、ありがたいことに快く引き受けていただきました。

 

お二方には、なぜ留学をしたいか・どの大学のどのコースを受けたいのか・どんなことを推薦状に書いて欲しいか、をお伝えし、また10月頃までに推薦状を仕上げていただけるようお願いをしました。

 

また、すぐに用意できるものですが、下記も大学で早めに取り寄せておきました。

  • 英文成績証明書(留学フェア用に既に入手済み)
  • 英文卒業証明書

 

秋:出願

書類が揃ったら、ついにドキドキの出願です。

 

イギリス・アイルランドの大学は合格基準を満たしていれば早いもの順に合格が出されるとネットやエージェントから情報を得ていたので、出願受付開始の10〜11月頃から直ちに始めたいところでしたが、なんだかんだ11月終わり頃から動き始めました。

 

実はとある留学エージェントのサポートに申し込んでいましたが、エージェントに提供する情報が多く面倒・返信が遅いという理由で、結局自分でやることにしました。

 

数校、出願のためのアカウントを作成しましたが、アイルランドの大学は競争率が低いと踏んで、今通っている大学だけ出願しました。

 

私の大学はWEB面接もなく、書類を出しただけで非常に簡単でした。

 

冬:オファー受領

絶対受かるという謎の自信はあったものの、やはりオファーをもらうまではちょっとドキドキでした。

 

1ヶ月くらい覚悟していたのですが、なんと出願から8日で大学から合格通知のメールが来ました。

 

オファーレターのPDFが添付されており、2ヶ月以内に600ユーロのデポジットを払うこと、また私はIELTSのスコアを出願時点で提出しなかったので、入学までにスコアを取っておくようにということなどが記載されていました。

 

 

というわけで、2020年9月入学で、2019年12月に正式に留学が決定しました。

 

留学前はワクワクでいっぱいでしたと言いたいところですが、まもなくコロナが発生し不安定な準備期間となりました...。

 

準備期間については、また後日書こうと思います。

 

アイルランドの大学寮 コインランドリー紹介

明日から一週間フルタイムのワークショップ、そして来週からはついに第2セメスターが始まります。

 

そんなわけで今日が実質冬休み最後の日でした。1ヶ月、信じられないほどあっという間でした。

 

今日はスーパーに買い出しに行ったり、ご飯をたくさん炊いて冷凍したり、今週中に痛みそうな食材を冷凍したり、明日から良いスタートを切るための準備をバッチリ行いました。

 

朝にはコインランドリーでの洗濯も済ませ、とても清々しい気持ちです。

 

今回はそのコインランドリーの紹介です。アイルランドでもイギリスと同様、Laundretteと言います。

 

私の住んでいる学生寮には洗濯機が4機・乾燥機が4機設置されています。

コロナで学生が少ないため、私が使用する時に他の人が使っていることはごく稀です。コロナがない通常時でも取り合いになることはあまりないのではと推測されます。

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絵の使い方説明がありわかりやすいですね。

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洗剤投入口はこんな感じです。

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洗う方の設定画面です。

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色々モードがありますね。

よく見ると"Select programme"と書いてあります。プログラムというとなんだか大袈裟な感じがするので意外でした。勉強になります。

 

乾燥する方の画面です。

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当初、全部縮んでしまうのでは?!と怯えていましたが、全くと言って良いほど縮みません。

 

ちなみに上記画面の3.00は3ユーロ入れろという表示です。

 

コイン投入口

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初め2ユーロ硬貨ばかり手に入って、細かいのが手に入らず、ダメ元で2ユーロ硬貨を2枚入れたら、案の定1ユーロは返ってきませんでした。

 

ちなみに学校の敷地内に両替機はありません。一度本当に困った時は通りすがりの優しいアイリッシュの学生が両替してくれました。

 

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一応スナックの自販機もあるのですが、大体コイン投入口にコインが詰まっていて使えません。

 

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ぼったくりと言わざるを得ない洗剤も販売しています。

 

洗濯と乾燥で合計6ユーロもかかるので、友達とシェアして節約する人や、ベッドシーツまで手洗いして節約する猛者までいます。

私は基本的に部屋で手洗いし、大きなものを2〜3週間に1度のペースで洗いに行きます。

毎回40Lのランドリーバスケットに山盛りです。私の住む部屋は幸いランドリーから近いですが、それでも運ぶのは少々大変です。

また、洗濯機の容量はものすごく大きいのでいっぱいにはなりませんが、分厚いものはちゃんと乾かないこともしばしば。

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 このバスケットはALDIにて3.92ユーロで購入しました。

 

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 イギリス製でエコフレンドリーだそうです。

 

 

さてこれでスッキリ気持ちよく明日から勉強の日々に突入できそうです!