アイルランド大学院留学とそれから

アイルランドに大学院留学後、キャリアを捨て田舎町でのんびり暮らす筆者のブログ

【ヨーロッパ旅行者必見】容器返却でお得に飲料購入

こんにちは。アイルランドの田舎町で暮らしているポチです☀️

 

海外旅行の際、現地での街歩き中にコンビニなどで飲み物を買うことありますよね。

 

国によっては容器を返却するとお金が返ってくることをご存知でしたか?

 

Deposit return schemeデポジットリターンスキーム)というもので、特に欧米諸国で続々と始まっている制度です。

 

EUの取り決めか何かでアイルランドでも2024年2月についにスタートしました。

 

飲料購入時にデポジットとしていくらか飲料そのものの料金に上乗せで支払い、空き容器を返却すればそのデポジットが返ってくるというもの。

 

お隣イギリスでも2025年に始まると言われていますので、ヨーロッパに旅行の際、飲み物を買ったらぜひ容器かレシートをチェックしてみてください。

 

返却しないと損!

 

2023年中からなにやら各地のスーパーに大ががりな機械が次々と設置されていて、2024年2月にスタートとの記載が。

 

「これから飲み物の容器を返却するとお金がもらえるんだ!」とわくわくしていました。

 

実際は上でも述べたように、”返却するとお金がもらえる”のではなく、”返却しないと損する”という性質のもの。

 

飲料購入時にデポジットとして余計にお金を取られることになったのです。

 

こちらはペットボトルの水を買った時のレシート。

デポジットの記載があります。

 

容器にはこのRと矢印を合体させたマークがついています。

デポジットリターンスキーム

実際に返却してみよう

 

返却の仕方はとても簡単です。

 

スーパーに行ってこの機械を探します。

デポジットリターンスキーム アイルランド

大体入り口付近にデカデカと居座っており簡単に見つかります。

 

対象はペットボトルかアルミまたはスチール缶の150ml-3Lサイズに限られます。

 

ガラス瓶や紙パック、牛乳パックなど乳製品の容器は現在対象ではありません。

 

また何缶も束になっているまとめ買いパックのものも対象外です。

 

デポジット額は150-500mlの小さい容器は15セント(現在日本円で24円くらい)、それ以上は25セント(同じく40円くらい)です。

 

緑のチェックマークでMachine ready for useと表示されていたら、特にスタートボタンなどもなくそのまま入れていきます。

 

入れるときは底の方から。スイスイ吸い込まれていきます。

 

入れたものが表示されます。

 

下の黄色い丸の周りが動いて時間が経過していく様子です。

 

時間切れになったらどうなるかわからないのですが(「続けますか?」などとメッセージが出るのか...出るといいですが)あらかじめスムーズに手持ちの容器を返せるように準備しておくと良さそうです。

 

黄色い丸のPrint receipt(プリントレシート)を押して終了です。

レシートが印刷されます。

 

このクーポンレシートをレジで提示したら、会計からその分を引いてくれました。

 

ちなみに容器を返却するお店は、買ったところでなくてもアイルランド国内どこでも大丈夫です。

私も今回LiDLのプライベートブランドの水のボトルをTescoで返却しました。

 

クーポンレシートにもお店の名前が買いてありますが、このクーポンを他の店で使えるのかは現在調査中です。

 

 

制度が始まって2ヶ月、道端に落ちている容器を拾ってお金を稼ぐ猛者まで現れているようです。

 

少額ですが、ちりも積もればですのでこれからも出先で飲み物を買ったら忘れずに返却していきたいと思います。

 

アイルランドに関する質問やご相談について

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

今日はこのブログを読んでくださる貴重な読者様に向けて・・・

 

ずいぶん前に私に聞きたいことがおありだということでコメントを下さった方、通知が来ておらず今の今まで全く気が付きませんでした。

 

本当に申し訳ありません。。短期留学とのことだったのでもうご帰国されてしまったかもしれませんね。

 

みなさま、ご質問などがありましたら、プロフィールの下の「このブログについて」のページにあるお問い合わせフォームからご遠慮なくください。

 

いたずら目的と判断したら返信はできないかもしれませんが(幸いそのようなものをいただいたことは今のところありません!)

 

できる限りご質問にお答えさせていただきます。

 

私自身ひとりでアイルランドに来て特に最初は寂しい思いもたくさんしたので、その経験から少しでも誰かの役に立てたら嬉しいです。

 

 

先日見かけた桜の写真を貼っておきます。

教会と桜

教会と桜の素敵な組み合わせです。

 

早くも葉桜になってきています。

 

こちらでは紫の葉の桜はよく見ますが、日本でよく見る緑の葉の桜はあまり見ないのでささやかな喜びとなりました。

 

 

2023年冬 KLM ダブリンー成田 フライト記録

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

日本ではそろそろ春の訪れを感じる地域もあるかと思います。

 

アイルランドではまだまだ寒い日が多いものの、町にはラッパスイセンの花が沢山見られ少し春を感じてきました。

 

この冬に日本に一時帰国したので、今日は本格的に春が来る前にその記録を書いていこうと思います。

 

 

 

ダブリンからアムステルダム

 

Transavia便に搭乗

 

価格がお手頃なKLMに今回もお世話になりました。

 

渡航の数日前に「KLMグループののLCC、Transaviaで運行するよ」というメールが来ていました。

 

Transaviaの機体

 

初Transaviaの印象としては、客室乗務員は若くてちょっとダルそうかな...というもの。

 

KLMでもヨーロッパ便では若い方が多い気がしますが、Transavia乗務員は心なしかKLM員よりも楽しくなさそうな感じがしました。

 

乗り心地は全く問題ありませんでしたし、軽食のサンドイッチ配布もありました。

 

尾翼側から乗り込めたので降機も後ろからいけるかも、と後方民は期待を膨らませていましたが残念、出口は前方のみでした。

 

搭乗開始まであと9分!ハラハラの乗り継ぎ

 

実は到着予定時刻11:25、搭乗開始11:49という過酷乗り継ぎだったので、間に合うかドキドキしていました。

 

アムステルダムでの1時間以内の乗り継ぎは何度かやっているのですが、今回は若干到着が遅れ冷や汗ものでした。

 

11:40 ついに飛行機を降りられました。

 

乗り換えか出口かで分かれることを想定し、トランジットの看板を探していたのですが、歩いていくとカフェやショップが立ち並ぶ搭乗ロビーのようなところに出ました。

 

保安検査はないのかなと不思議に思いながら、チケットに記載のゲートがすぐ近くにあったので確認するとなんとインドのムンバイ行き。

 

またtransferという看板も見つけてしまい、やはり検査を通って別のターミナルに行かなくてはいけないのか?とさらに困惑と焦り。

 

ゲート案内の電光掲示板を見ると、成田行きは搭乗中の表示が。

 

ミッフィーの土産物屋さんを横目に、変更先のゲートへ早歩きで向かいます。

 

動く歩道が多くて助かりました。

 

幸い、優先搭乗が開始したばかりでした。

 

搭乗待ちの乗客たちから日本語が聞こえ安心。

 

結局ゲートについてお手洗いに行ったりしても、エコノミーの搭乗が始まるまで10-15分余裕がありました。

 

やれやれなんとか間に合いました。

 

しかしいつもEU内から来ても保安検査を通った記憶しかなかったのでとても困惑しました。

 

今までコロナのせいで保安検査をやっていたのでしょうか?

 

国によって違うのか、未だ疑問です。詳しい方がいたら教えてほしいです。

 

アムステルダムから成田へ

 

飛行機オタクより「最近乗っていたのより乾燥するから注意」と言われたB777-200er。

 

確かに前回だったかとても新しい機体に乗ってしまったので、今回はちょっと古く感じました。

 

コスタのラージサイズの空カップを持ち込みお湯をちょこちょこもらいに行って乾燥をしのぎました。

 

乗務員には、さすがオランダ人といった長身の中年とみられる男性がいてとても安心。

 

機内の治安がより保たれる気がしました。

 

充実の機内食

 

さて最初の食事はアジア便用ブラックペッパーチキンとご飯です。

KLM 機内食

オリーブや謎のディップ、チーズも美味しかったです。

 

KLM 機内食

デザートにはアップルシナモンのお菓子。アイルランドではこういう甘くて重めのお菓子類を大体bunと呼んでいます。

 

KLM 機内食

しばらくして軽食にバナナブレッドが来ました。

 

朝ダブリン発だったこともあり一睡もできず、ハリーポッターやマリオの映画を見て過ごしました。

 

約13時間のフライトも終盤に近づき、朝食の時間です。

 

KLM 機内食

無事に成田に到着です。

 

成田空港

マリオのキャラクターたちが出迎えてくれました。

 

ルイージのおかえり!が心に染みました。

 

 

 

アイルランド留学・旅行 服は現地調達で!

ご無沙汰しております、アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

アイルランド渡航を控え、限られたスーツケースのスペースに服か食材かどっちを詰めるか迷っておられる方はいますか?

 

私自身アイルランドに来る前、アメリカに留学経験のある方から、「現地の服はきっとサイズが合わないから日本から色々持っていくといい」とアドバイスを受けました。

 

確かに欧米人は大きいからきっと合わないだろうと思いきや、実はそうでもありませんでした!

 

ファストファッションもありますし、金銭面においても現地調達で十分満足できると思います。

 

英語(アイルランドバージョン)での服の呼び方やサイズ表記に関しても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

ちなみに男性にも割と当てはまるとは思いますが、サイズに関しては一応女性向けとなっています。

 

 

 

特に心配ない方 〜日本でMサイズ以上を買っている方〜

 

基本的に日本で服購入に困っていない方は現地調達OKと考えていいと思いますが、私のように日本でMサイズを買っていれば間違いなく大丈夫です。

 

アイルランドではどうでも良いシーンの服は特にDunnes storeというスーパーやファストファッションのPenneys(イギリスのPrimark)が安いのでよく利用しています。

 

身長およそ160cm痩せ型で大体Sサイズか、時にはXSを買ってちょうどいいです。

 

アイルランド人は近年アメリカの食文化の影響で肥満傾向があるようで、服も大きめサイズが多く取り揃えられています。

 

ただ身長は他の西ヨーロッパ諸国に比べやや低めな傾向があるので、服のサイズもそんなに驚くほど日本と違うわけでもありません。

 

身長低めといっても、10代くらいの子達は足が長くて背の高い子が多いですが。日本でも見る現象ですよね、これはなんなんでしょう。

 

あとは短い丈のトップスが流行っているのか、あまり詳しくないですが骨格ウェーブの方に合う服も多いと感じます。

 

サイズ表記について

 

ちなみにサイズの呼び方はSサイズの場合”size small”となります。size S(エス)と言っても勘のいい人しか伝わらない可能性があります。

 

同様にMサイズはMedium、LサイズはLarge、XSやXLはExtra small、Extra largeと言ってくださいね。

 

そしてサイズ表記はイギリス式(数字で8、10、12...)の場合も多く、メーカーによるみたいですがSサイズは大体8に相当するようです。

 

また紛らわしいことにEU式のサイズ表記もあり、Sサイズだと36くらいです。

 

靴の表記もEUサイズとUKサイズがあり、紛らわしいです。24cmだとEUサイズで39くらいで、日本のcm表記はあまり通じません。

 

 

日本から持っていった方がいいかもしれない方・持っていくおすすめのもの

 

たまにXXSもありますが、大体XSからのスタートなので、日本で「Sサイズがちょうどだわ」という小柄の方には、特にボトムスは合う服が比較的少ないかもしれません。

 

大は小をかねますので大丈夫だと思いますが、おしゃれでフィット感にこだわる方は日本から持っていくのが無難です。

 

それから靴も注意が必要です。

 

アイルランドでは靴は割と小さいのからサイズ展開があったと思いますが、足が小さい方は日本から靴を持っていくと良いかもしれません。

 

逆に日本在住アイルランド人の靴が27cmの女の子は、日本で可愛い靴が全然見つからないと嘆いていました。

 

あとヒートテックのような保温機能付きの服は少し高いのでユニクロヒートテックを買ってくると良いです。

 

7,8月でもダウンが必要な寒い日もありますので夏の滞在でもヒートテックが一着あると安心です。(それかカイロを数枚!)

 

数年前のユニクロのシームレスダウンはアイルランド人にやたら好評だったので、こっちではユニクロ=おしゃれと考えてOKだと思います。

 

現地のファッション事情

 

そんなアイルランドでは子供から大人までジャージが大人気で、買い物にはジャージで全く問題ありません。

 

特に男性はサッカーやハーリングアイルランドのスポーツ)のユニフォームを着て街を歩いている方も多いです。

 

オフィスでも会社や部署によると思いますが、ジャージのズボンでも問題ないところもあります。

 

そんな中サイズのぴったり合ったスーツやシャツを着こなしているとかっこいいですが。

 

またアイルランドは雨がとにかく多く、多少降っても傘をささないので、フード付きの服が重宝します。

 

それからこれは海外あるあるだと思いますが、主張の強いピンク色なども案外街に馴染みます。

 

特に長く滞在すると現地で「これはいいぞ」と思っても日本に帰ったら「これは(デザインの面で)着れない」というものもあるので、その点は注意が必要です。

 

例のイギリス発のブランド”Superdry極度乾燥(しなさい)”はアイルランドでも大人気です。彼らはおしゃれだと思っているので笑ったりバカにしたりしないように気をつけてください。

 

これは先日スーパーのDunnes storeで見つけた子供用トレーナー

 

たまにこういった日本人にはびっくりするものが登場します。

 

ちなみにトレーナーやセーターはJumperと呼びます。

 

それから呼び方つながりで紹介するとフードのついたものはなんでもHoodieになります。

 

 

SHEINはアイルランドでも大人気

 

何もかも実店舗があまり充実していないアイルランドでは、通販が大人気です。

 

金髪のおしゃれな大学生もSHEINでワンピースを買ったりしているようです。

 

私も雑貨類をたまにSHEINで購入しますが、早い時は1週間以内に届きます。

 

100均のあれが欲しい!と思った時にSHEINを見ると大体あるので本当に助かります。

 

 

今日は以上です。それではまた!

 

【留学中】エッセイ課題の突破方法

こんにちは、アイルランドの大学院を卒業したポチです☀️

 

現在留学中のみなさん、エッセイ課題が多すぎて絶望していませんか?

 

巷にはエッセイの書き方の素晴らしい手引きがたくさんありますが、この記事はメンタル面のアドバイスが多めです。

 

「もう限界がきている」「単位が取れるギリギリのラインでいいからとにかく書き終えて楽になりたい」という人にぜひ読んでいただきたいです。

 

ろくにライティングなんてやってこなかった人生。一応法学部卒ですがレポートを書いた記憶がありません。(大学の教授、すみません!レポートの課題はちゃんとありました。)

 

こんな私でも問題なく卒業できました。

 

今日は試行錯誤の末に編み出した私なりの英語エッセイへの立ち向かい方をいくつか紹介するので、あなたに合った方法を見つけてみてください。

 

目次

 

 

マインドセット

 

筆が進まず困っている人にまず最初に伝えたいのは、あなたは大丈夫。必ず終わる日が来る

 

私も何度も絶望の淵に立たされ、コロナ禍で寮に一人閉じこもらなくてはいけなかったこともあり、大学院を出て何になる?なんて愚痴を言いながら本当に投げ出してしまおうかと何度も思いました。

 

そんな時は私もよくやっていたのですが「大学院 つらい」で検索して心を落ち着けましょう。

 

それから貴重な時間を使って推薦状を書いてくれた方や、応援して送り出してくれた家族や友人に思いを馳せて自分を奮い立たせましょう。

 

気持ちが整ったところで、まず「みんな初心者」ということを再確認します。

 

現地の生徒もどうしたらいいかわからないと悩んでいましたし、ベラベラと喋るインド人だって、ライティングはめちゃくちゃだったりします。

 

実際私よりスピーキングが遙かにできる人よりもエッセイ課題で高い評価をもらうことができました。

 

日本で義務教育を終えている以上、あなたには人並み以上の文章力があります。自信を持ちましょう。

 

正攻法 〜まだ時間の猶予があり、長期目線でライティング力をつけたい人向け〜

 

準備:多読

まず日頃からとにかく量を読む。

 

子供の時、作文で賞とってた子ってみんな読書好きではなかったですか?

 

人が書いた質の高いレポートを読んで、使えそうなフレーズはメモしておきます。

 

手順1:アウトラインを作る

全体の分量に応じて、200とか300ワードのパラグラフを作って、それぞれどんなことを書こうか考えます。

 

慣れないうちは1パラグラフ100ワードも書けないという事態がよく発生したので、50〜60などさらに細かく分けていました。

 

また書き始めてみてアウトライン通りにいかないときも焦らないで大丈夫。どこかで増やせます。

 

手順2:とにかく短い文をたくさん作る

自分の頭に浮かんだ言葉をとにかく書いてみる。そして後から繋げる。

 

I thinkとかは避けなければならないですが、まずはI thinkでもいいから文を書いてみる。

 

アカデミックな感じにするのはそれからでいいんです。あとは It is worthwhile とか it is なんちゃらという文字稼ぎの手法もほどほどに使っていきましょう。

 

これでだんだん筆が進んでくるはずです。

 

変化球 〜期日の影がやや近づいてきた人向け〜

 

毎日無心でコツコツ積み重ねる。

 

具体的には、必要な単語数を書き上げたい日数で割って、それが100ワードなら毎日100ワードずつ書く。それ以上は書かない。

 

これは私には結構合っていました。ただ1日500ワードとかに設定すると多すぎて達成できずに積み上がってしまったので、自分でこれなら行けるという単語数でいきましょう。

 

それから期日が近づき焦ってきた時に注意したいのは形式をきちんと整えること。

 

引用欄を大学が採用している方式(ハーバード方式など)に従いミスなく整えれば、ぱっと見いい感じになります。

 

教授も大忙しできちんと中身を精読していない可能性も捨て切れません。ぱっと見でまず教授に良い印象を与えるのは大事だと思います。

 

邪道 〜時間がない、とにかく書き上げなければという人向け〜

 

追い詰められた時は日本語で書いて翻訳する。本当に仕方ない時はDeepLに力を借りましょう。

 

せっかく英語力が伸びるチャンスにこれをするのはもったいないのであまりおすすめはできません。

 

ただ期日を守らなければどんなに素晴らしい文章を書いても評価は0です。

 

このフェーズに至らないようがんばりましょう。

 

とはいえ日本語に自信があって、英語力は後からなんとかするから結果を出したいという方は逆にこの方法を使ったほうが論理的・筋が通った文章が書けるので良いのかもしれません。

 

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

 

いかがでしたでしょうか。

 

最後に一つ。文章を書いているうちにこんな幼稚なこと書くべきじゃないかなと思ったことはありませんか?

 

海の向こうの人たちの考えていることは私たちの想像の斜め上をいっていることもしばしばで、「その着眼点は新しい!」なんて言ってくれたりします。(外国ではメンタルの安定が最重要なので皮肉かもと思っても言葉のまま受け取りましょう)

 

逆に完璧に書けたと思ってもダメ出しをくらうこともあります。教授だって人それぞれ色んなタイプがいますから、やたら厳しい人だったんだなと思って気にしなくていいです。

 

卒業する頃には自分でも驚くほど文章が書きやすくなっているはずです。がんばってください。

 

ハリーポッターロケ地 in アイルランド 

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

今回はアイルランドの西の方、クレア(County Clare)へ小旅行に行ったのでそのまとめです。

 

クレアといえば、ダブリンから西にまっすぐアイルランド島を横断した先の少し南にあるモハーの断崖(Cliffs of Moher)が有名です。

モハーの断崖

 

ハリーポッターの6作目謎のプリンスの後半で一瞬出てくる大きな崖で、他にも複数の映画のロケ地になっているようです。

 

人気の観光地ですが、西の果てにあるのでなかなかの田舎道を進んで向かうこととなります。

 

徒歩で来る人はいないためか、駐車場の入り口で人数分の料金を徴収されます。

大人一人12ユーロとなかなか強気な料金設定。

 

渡されたバーコード付きのチケットは、その後どこにも見せることはありませんでした。

 

2021年に一度訪れた時は一時大雨に見舞われてしまったので、数日晴天が続いていた今回は絶景を期待していましたが、なんと霧でこのように視界があまり良くありませんでした。

 

モハーの断崖の塔

こちらは前回訪れた時の写真ですが、この塔には登ることもでき上の部分の細い隙間から遠くを見渡せます。

 

モハーの断崖

こちらも前回の写真ですが、先っぽの岩が突き出たところには勇気ある?人が座っていました。

 

この写真のあたりに進む前には”この先危険”の表示があるものの、ちゃんと柵もあり安全に散歩を楽しむことができます。

 

今回は疲れていたのと霧がすごかったのであまり歩きませんでしたが、一帯をくまなく歩くとなると30分から1時間はかかると思います。

 

駐車場と崖の端の中間にある建物には、展示室やギフトショップ、カフェやトイレなどの設備が整っています。

モハーの断崖 展示エリア

 

展示室では無料で崖との合成写真を撮り、データを自分のメールアドレスに送ることができます。画質はひどいですが、良いお土産になると思います。

 

ギフトショップの品揃えはアイルランド各地のお土産屋さんとだいたい同じな感じでそんなに特別感はありません。

 

ということで、「なんだ、ただの崖か」という感想を持つ方もいる賛否両論の観光地ですが、大自然が好きな方にはオススメです。

 

 

それから観光バスで行く方以外にぜひ立ち寄っていただきたいのが、近くにあるRock shopというところです。

 

 

 

天然石や恐竜の骨などのレプリカがたくさん売っており、カフェやトイレもあり休憩にぴったりです。

 

そして宿泊したのはモハーの断崖から車で40分ほどの、クレア最大の町エニスです。

エニス

 

アイルランドで最もフレンドリーな町と謳っています。

 

雰囲気の良い飲食店がとても多く、土曜の夜は若者で賑わっていました。

 

エニス修道院

町で有名な修道院は、入場料が必要です。

 

ホテルウッドストック

エニスの町から車で数分のところにあるホテルウッドストックというところに泊まりました。

ホテルウッドストック

外観も内観も雰囲気があります。

 

ゴルフ場が併設されており、皆さん早朝から晩までゴルフを楽しんでいます。

 

土日にしては静かで、朝食も早めに行けば他にはご老夫婦一組のみという状態。

 

たまに見かけるものの人目を気にして試せなかった自動ホットケーキメーカーもゆっくり楽しめて満足でした。

 

 

アイルランドの学生たちの就活事情

こんにちは。アイルランドの小さな町で暮らしているポチです☀️

 

7月8月は雨が多く気温も低めで、夏らしい日が記憶に残らないまま9月に入り、だんだん日も短くなってきました。

 

とうとう夏が終わったかと残念に思っていましたが・・

 

なんと本日最高気温は25度!午前中から暑すぎず寒すぎず、気持ちの良い気温です。

近所の湖

 

日が短くなってきたというものの、日本に比べたらこの時期はまだ長い方で、三年前の今頃アイルランドに来て、夜8時にまだ太陽が高いところにあることが気持ち悪かったのを思い出します。(まだ慣れません)

 

卒論の提出からも丸二年経ち、そろそろ大学院留学についての記事を出し切って海外生活全般の紹介にシフトしていきたいなと思うこの頃です。

 

ということで今日はまずアイルランドの学生の就職活動事情を紹介しようと思います。

 

活動の時期はみんなそれぞれ

就職率が大学の学生集めに繋がるのはアイルランドも同じ。

 

キャリアサポートの必須授業があったり、企業担当者が来るキャリアイベントを開催してくれたり、学生向けの就活サイトを積極的に紹介してくれたりと、大学のサポートはしっかりしています。

 

企業側もインターンやGraduate programmeといった学生向けのポジションを多く用意してはいますが、何月何日会社説明会解禁!など日本のような新卒一斉採用のシステムはないので、出遅れても経歴に空白の期間があっても一般的に日本ほど問題にはならない様子です。

 

なのでもうすぐ大学卒業するけど就職は決まっていないという話や、卒業してしばらく放浪するという話はしばしば耳にします。

 

みんなやってるリンクトイン

大学院が始まってまもなく、クラスのグループチャットではリンクトインで繋がろうという会話が活発に行われ始めました。

 

ちょうどコロナ禍一年目だったので就活のSNS戦略がさらに重要性を増してきた頃でした。

 

友人の間ではアカウントを持っていることが当然のように話が進み、またキャリアサポートの授業内のアンケートではほとんどの生徒が既にアカウントを持っているという結果でした。

 

私は海外就活をするつもりはなかったのですが、授業でアカウントを完成させることが課題として出されたので、仕方なく登録しました。

 

顔写真の登録、肩書き、経歴の紹介など、履歴書がそのままネット上に出る感覚が好きでなく、卒業後にアカウントを削除しましたが、登録している間はリクルーターなる人たちがどこからともなくやってきて仕事紹介のDMを送ってきていました。

 

リンクトインをやっていれば日本から海外の就職先を探すのも容易にできると思います。

 

良い点もあり悪い点もあり。プライバシーを気にしていたらやっていけない世の中になってきたのでしょうか。

 

海外に出たい若者たち

もう一つ書き留めておきたいのが、アイルランドの学生の海外志向です。

 

授業内で先生がとったアンケートで、興味深い結果がありました。

 

質問は、「大学院を修了したらどうしたいか」

回答は①アイルランドで働きたい ②アイルランド外のEU内で働きたい ③EU外で働きたい ④博士に進むなどその他 の四択です。

アイリッシュが70パーセント以上のクラスながら、②アイルランド外のEU内で働きたい が一番多い結果でした。

 

国際的なことを学ぶコースなのでやや海外志向が強めな学生が多かったのかもしれませんが、アイリッシュ中心のクラスにしてはアイルランドで働きたい人があまりにも少なかったです。

 

しかもまだ物価高や家が足りない問題が今ほど深刻でない時期のアンケートだったので、今年同じアンケートをしたらもっと結果が顕著になる可能性も考えられます。

 

今年のニュース記事でも若い世代が外国に出たがっているというのが上がっていた記憶があります。

 

まあ、アイルランド人はEU内ではビザの問題を気にしなくていい・英語圏では言語のバリアがないということで気軽に外国に働きに出る気になるのかもしれませんね。

 

 

それでは今日はこのあたりで。